GENERATIONS「ヒラヒラ」に溢れる強い意志と攻めの姿勢 キャッチーな楽曲に込められたメッセージを読む

GENERATIONS from EXILE TRIBE『ヒラヒラ』

 GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)が4月15日に2020年第1弾シングル『ヒラヒラ』を発売した。

 昨年は自身初の5大ドームツアーを成功させたほか、大晦日には『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場するなど、2012年のデビュー以来、グループとして勢いに乗り続けてきたGENERATIONS。最近では新型コロナウイルスの影響によるライブの自粛や中止が相次ぎ、ライブをはじめとする様々な活動が困難になっていく中、GENERATIONSはAbema TVで配信されている自身の冠番組『GENERATIONS高校TV』内の企画で卒業式を行うなどファンの背中を押すような試みにも挑戦し、今回発売した新曲「ヒラヒラ」は、同番組内で最速披露されていた。初披露時から、GENERATIONSにとってはこれまでにはなかったような楽曲の雰囲気と一度聴いたら耳に残るキャッチーな音楽性で話題を集めていた。同曲では“予測不可能な未来に全力で挑む”という楽曲のメッセージをアップテンポなナンバーで伝えており、GENERATIONSらしい熱さも込もっている。YouTubeで公開されているミュージックビデオの再生回数もすでに150万回を突破しており、発売当日にはパフォーマーの佐野玲於と中務裕太によるダンス動画も公開されるなど、新たな魅力を発揮しているGENERATIONSへの注目度はさらに高まってきている。

GENERATIONS from EXILE TRIBE 佐野玲於/中務裕太/「ヒラヒラ」DANCE VIDEO

 「ヒラヒラ」という楽曲のタイトルは、語感の良さで定評のある歌詞にその由来があるという。サビの部分にあたる〈Take the heat out, heat out of my life〉という歌詞の〈heat out〉と花びらの舞う「ひらひら」という表現が、「ヒラヒラ」という音で共通して同楽曲のスリリングな音楽に乗せて何度も歌われている。曲調もこれまでとは異なり、イントロのメロディアスなベース音が特徴的なバンドサウンドに挑戦しているほか、疾走感を感じさせるようなテンポの早さが全体的なノリの良さを生み出し、何度も聴きたくなるような中毒性も感じられる。その上、〈I can get higher〉と繰り返されるコーラスや、クラップ音がまたこの楽曲のスピード感を演出している。また、同楽曲はひらひらと舞う花びらのようではなく、自分の人生は自分自身で道を切り開いていこうという、強い意志と攻めの姿勢を伝えるGENERATIONSらしさが象徴的な1曲にもなっている。

 今回のように新たなGENERATIONSのアーティスト性にチャレンジしている点では、まさに「ヒラヒラ」で歌われているような我が道を行く姿がそのままグループにも当てはまるだろう。グループのツインボーカルである数原龍友と片寄涼太による対照性とバンドサウンドのテンポの良さとの相乗効果が曲の盛り上がりに通じている。また、片寄がサビの最後で〈heat outしようか〉と歌う部分は同楽曲の聞きどころの一つにもなっており、その前の〈このままで燃え尽きたくない〉という歌詞でハングリー精神を表現している一方で、疾走感あるバンドサウンドからいきなり音をドロップする粋なアレンジが施されている。



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