嵐、『アラフェス』開催が与える近い未来への希望 リクエスト曲から演出まで期待したいこと

 ファンのリクエスト、メンバーのパフォーマンスが楽しみであるのはもちろんだが、恐らく担当するであろう松本潤による演出も期待したい。これまでも、嵐のステージをはじめ、ジャニーズ内外のステージ演出に影響を及ぼす革新的な演出を取り入れてきた。客席の頭上を通過するムービングステージや自動制御つきのペンライト(FreFlow)、2083インチ超特大LEDビジョンモニター(横幅51m、高さ12.6m)を導入した。

 夕焼けから陽が落ちれば揺れるペンライトの灯りが演出の一つとなる。夜空を舞うたくさんの風船、豪華ウォーターキャノンが幻想的で、オープニングとラストでは違った景色が楽しめるのも屋外会場ならでは。また当日だけでなく映像作品になった際にも、繰り返し感動をもらえる。

 「いまから俺ら5人で7万人を幸せにしてやるよ!」ーー2013年のアラフェスの冒頭、松本がファンに向けてこう叫んだ。7万人……!と驚いたものが、新国立競技場のキャパシティは8万人と旧会場よりも約1万人増える予定だ。新設され、前例もさほどないであろう会場で、どんなことを仕掛けてくれるのか、みどころの一つだ。

 リクエスト曲に想いを巡らせ、櫻井翔から調子を聞かれたときに全力で応えるべく、万全な体勢で参戦できるように心身を整え、無事に開催されることを願いたい。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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