THE RAMPAGE リーダー陣、母のような包容力と誰よりも熱いパッション ムードメーカーとしてもグループを牽引

THE RAMPAGE陣が持つ包容力とパッション

 今やJr.EXILE世代を牽引する16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。ワイルドなビジュアルやアグレッシブな楽曲、大人数で繰り広げるダイナミックなパフォーマンスが印象的な彼らだが、1人1人のキャラクターやメンバー同士の関係性を探ってみると、そこには意外な魅力が溢れている。そんな彼らの魅力を伝える、THE RAMPAGEメンバー分析。第2回目は、パフォーマー兼リーダーの陣について紹介していく。

 陣は、1994年4月28日生まれで大阪府出身。EXPG大阪校の卒業生で、2014年4月、EXILEの新パフォーマーを選出する「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に本名の坂本陣として参加。惜しくも落選するが、EXILE TRIBEが発足する新グループ(THE RAMPAGE)のメンバーの座をかけて、前述のオーディション合宿審査進出者や「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4 ~夢を持った若者達へ~」「GLOBAL JAPAN CHALLENGE 世界に羽ばたく夢者修行 in NEW YORK supported by EXILE & avex group」の合格者と共に「武者修行」を廻ることに。その結果、9月12日に新木場STUDIO COASTで行われた「武者修行ファイナル」にて、候補メンバー全員でTHE RAMPAGEを始動することが発表され、後にLIKIYAと陣がWリーダーに就任した。

 陣が得意とするダンスジャンルは、ポッピン。力を抜いた状態から瞬時に筋肉に力を入れるヒットや、ウェーブという波のような動きをする技が特徴的なダンスジャンルだ。しかし、ダンス歴は長いものの、彼がポッピンを始めたのはTHE RAMPAGEに入って1~2年経ってからだそうで、共にリーダーを務めているLIKIYAは「ダンサーにとって、新しいジャンルを始めるのはチャレンジングなこと。パフォーマンス面ではTHE RAMPAGEで一番パッションが溢れているリーダーであり、メンバーだと思います」と彼を賞賛している。(THE RAMPAGEが『HARD HIT』で示す、グループの成長と個性「ここが一つの勝負という感覚」

【THE RAMPAGE】陣&与那嶺瑠唯のダンス練習風景

 3rdシングルの表題曲「Dirty Disco」では、沖縄出身の“ハイサイ”コンビ(神谷健太・与那嶺瑠唯)と共に振付も担当した。それまでは主にLIKIYAが振付を考えていたが、この曲はLIKIYAの提案で、ファンクな楽曲に合った年代のダンス、いわゆるオールドスクールなダンスを得意とするメンバーで制作したとのこと。ここから徐々に、他のメンバーも振付を担当する機会が増えていった。なお、8thシングル『WELCOME 2 PARADISE』のカップリング曲「One More Kiss」では、初めて1人で振付を制作。EXILE HIROからの「ボーカルは歌ってくれているから、パフォーマーは踊るだけじゃなく振付をすることにもプライドを持って、自分たちで作ったものを踊るからこその説得力を出したいよね」という言葉を受け、改めて気を引き締めて制作に取り組んだと語っている。(引用:spiceインタビュー

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