THE RAMPAGE リーダー陣、母のような包容力と誰よりも熱いパッション ムードメーカーとしてもグループを牽引

THE RAMPAGE陣が持つ包容力とパッション

 性格面は、ほとんどのメンバーが「メンバー同士でお酒を飲みながら熱い話をしていると陣さんは泣く」と語るほど、かなり涙もろく、情に厚いのだそう。ファンへの神対応っぷりにも定評がある。ちなみに、しっかりしてそうに見えて、地方に行くとかなりの確率で新幹線のチケットをなくす(LIKIYA談)など、おっちょこちょいな面も。その親しみやすさから、年下メンバーからも容赦なくいじられている。仲間との絆が感じられるエピソードといえば、昨年末、浦川翔平・武知海青と共に『SASUKE2019大晦日』に参戦したことが記憶に新しいだろう。続く2人のために幸先のいいスタートを切ろうとしたが、1stステージの冒頭で敢えなく敗退。自身はメンバー達に(愛ゆえに)大爆笑されていたが、それでも、続く2人を力強く応援している陣の姿に多くの反響が寄せられた。

 また、16人の中ではムードメーカーでもあり、楽屋でもずっとしゃべっているというほど、自他共に認めるおしゃべり好き。ライブやイベントなどでは司会進行も担っており、音楽情報番組『ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!』(SPACE SHOWER TV)やラジオ番組『WEEKEND THE RAMPAGE』(bayfm)では、同じ年のボーカルRIKUとの“陣RIKU”コンビでパーソナリティを担当している。雑誌のインタビューも、2人が中心となって会話が進んでいくことが多い。とくに陣は、無口なメンバーに対して話しやすい話題を振るなど、ナチュラルに会話を盛り上げてくれる。そのやりとりからは、日頃から密にコミュニケーションをとっている様子が垣間見え、持ち前の明るさと気遣いでメンバーをフォローする姿は、まさにTHE RAMPAGEの母ともいえる。父のような風格でTHE RAMPAGEをまとめるLIKIYAと、母のような包容力でメンバー達をケアする陣――。対称的な2人のリーダーが、THE RAMPAGEを支えている。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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