嵐の「Love so sweet」と「Happiness」“人気曲”はどちらに? 『Mステ』国民投票を前に楽曲をおさらい
ついに本日12月27日にオンエアされる『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE』(テレビ朝日系)。昼12時から夜11時10分までと11時間を超える生放送に、豪華アーティストが集結する。ジャニーズからも、嵐、A.B.C-Z、KAT-TUN、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、KinKi Kids、King & Prince、ジャニーズWEST、SixTONES vs Snow Man、Sexy Zone、NEWS、V6、Hey! Say! JUMP、山下智久が名を連ね、そのラインナップに「まさに年末!」といった雰囲気だ。
各グループが最新曲や往年の人気曲を披露する中で、特に注目が集まっているのは嵐のデビュー20周年記念特別企画『嵐 国民投票』。11月からサブスクリプションサービスで、シングル全66曲を配信したり、YouTubeにてMVを解禁するなど、新しい動きを見せてきた。そうした試みを受けて、改めて嵐の持つ名曲の多さが再評価された印象だ。
今回、国民投票で決定するのは「Love so sweet」と「Happiness」のどちらを、生パフォーマンスするか。生放送中にデータ放送のdボタン機能を用いて、視聴者投票を行なうという。「Love so sweet」も「Happiness」も、嵐にとっては定番中の定番曲。ファンとしては、どちらも見たいというのが本音ではあるものの、せっかくの機会を楽しもうではないか。そこで、改めてこの2曲の魅力を振り返ってみたい。
「恋」があふれる「Love so sweet」
「Love so sweet」は2007年2月にリリースされた、18thシングル。同年に松本潤が出演したドラマ『花より男子2(リターンズ)』(TBS系)の主題歌として広く親しまれた楽曲だ。発売から8年経って「午後の紅茶」のCMソングに起用されるなど、いつまでも色あせない、この曲の魅力とは……。それは、この曲を聞くと誰もが「恋」の甘酸っぱさに浸れるところにあるのではないだろうか。
『花より男子』シリーズは、庶民の少女・つくしが、裕福な学校に入学。そこでアイドル的人気を誇る男子グループ「F4」と出会い、いじめや格差などを乗り越えながらリーダーの道明寺との想いを通わせていくというストーリーだ。
どこにでもいる普通の女の子が、ある日王子様のような人に見初められる……少女漫画の王道とも言える展開。それに加えて、現役アイドルの松本がそのリーダーである道明寺を演じていたのも、主人公とファンがリンクしやすいドラマだった。
また、道明寺の素直になれない性格ながらも、まっすぐで一途なところが、男性視聴者からの共感も呼びやすかったように思う。そして、なかなか言葉にできないつくしへの想いが、この「Love so sweet」の歌詞にはギュッと詰め込まれている。
〈こんな好きな人に 出逢う季節 二度と無い〉という歌詞を見ただけで、胸がキュッとなる人も少なくないはず。こんなふうに愛されたいし、こんなふうに誰かを好きになりたい。そんな「恋」への憧れや、それぞれの心の内にある忘れられない「恋」の思い出がブワッと湧き出る力が、この歌にはあるのだ。
その中には嵐に恋した記憶も含まれるかもしれないし、男女の恋愛以外にも何か新しく好きになったもの全てを包み込む。「2020年は恋する1年に!」と勢いづけたい方は、ぜひ「Love so sweet」に一票を!