SixTONESとSnow Manのデビュー曲はどんな曲? 「Imitation Rain」と「D.D.」から浮かび上がる2組の魅力

 2020年1月にCDデビューが決まっている、人気ジャニーズJr.グループのSixTONESとSnow Man。“どんな楽曲でメジャーデビューを飾るのか“と注目が集まる中、11月27日放送の『ベストアーティスト』(日本テレビ系)にてデビュー曲が初披露された。全く違うテイストの2つのデビュー曲に、SixTONESとSnow Manそれぞれの魅力が改めて浮かび上がった。

SixTONESの可能性にYOSHIKIが応えた「Imitation Rain」

 ジェシー、京本大我、松村北斗、髙地優吾、森本慎太郎、田中樹の6人からなるSixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」をプロデュースしたのは、X JAPANのYOSHIKIだ。タレント活動を引退し、主にジャニーズJr.のプロデュースを行なうジャニーズ事務所の子会社・社長に就任した滝沢秀明の直談判によって、YOSHIKIのジャニーズ初楽曲提供が実現した。

 「SixTONESが海外でのJ-POPのイメージを一新させる可能性を秘めたグループだと確信した」とコメントを寄せたYOSHIKI。「滝沢さんとも話し合い、意図的に“YOSHIKIメロディ“を取り入れました」(参照:Lmaga.jp)とも。どのような楽曲に仕上がったのかと、固唾をのんで見守っていると、聴こえてきたのは繊細で美しいピアノの旋律が鳴り響く、ミディアムロックバラード。歌詞も、〈紅に染まる〉〈薔薇〉〈雨〉……など、X JAPANの名曲「紅」や「ENDLESS RAIN」を思い起こさせるワードが並ぶ。

 生放送で披露されるやいなや、「カッコよすぎる」という大絶賛の声と、「これがデビュー曲でいいのかな?」と首をかしげる声がネットを中心に殺到。賛否両論が飛び交う中で、満場一致の評価は「ジャニーズっぽくない」ということだった。

 SixTONESのデビューにとってこれ以上の称賛の言葉はないのではないか。ここからは筆者の個人的感想だが、それこそが滝沢とYOSHIKIの意図するところだったように思うからだ。SixTONESは、もともとキラキラ王子様なジャニーズっぽさのないグループだが、それ以上に個性として光るのがその感度の高さ。時代に流れる空気を読む力が、ズバ抜けて高い。それが顕著になったのが、ジャニーズの新たな挑戦・YouTube進出だった。

 人気ジャニーズJr.グループたちが日替わりで動画をアップし、切磋琢磨する中で、安定して高い視聴回数を誇ったのがSixTONESだった。それができたのは、ネットやYouTubeという未開の地に置かれたとき、求められていること、できることを察知して体現するスピード感が抜きん出ていた。

 日本を超えるジャニーズアーティストに。その目標が見えてきたのは滝沢プロデュースによる初MV「SixTONES(ストーンズ) – JAPONICA STYLE [Official Music Video]」が発表されたころ。和を取り入れたMV動画は、1204万回視聴を突破(11月28日現在)。ジャニーズファンの中で、圧倒的な認知と支持を得た。そして今、次なる未開の地へ突き進むタイミングなのだ。

SixTONES(ストーンズ) – JAPONICA STYLE [Official Music Video]

 だからこそ、選ばれたプロデューサーがYOSHIKIだったのだろう。振り返ればX JAPANも、インディーズで圧倒的な人気がある中で、世間での認知度を高めるためにバラエティ番組に出演していた時期があった。当然、多くのファンから賛否両論の声が届いていたに違いない。

 新たな挑戦に吹く逆風こそ、心に降り注ぐ「Imitation Rain」。印象的な歌詞を深読みをしたくなるのも、この曲が持つ力だ。紅に染まるまで(命をかけてでも)夢の世界を目指す。そんな決意の歌に聴こえてくる。

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