つるの剛士、世良公則ら豪華ゲスト迎えて熱唱 芸能生活25周年&歌手デビュー10周年祝ったツアーファイナル公演

7月に名古屋からスタートした、つるの剛士の全国ツアー『つるの剛士 25周年記念ライブツアー ~25th ☆ 10th~』が、11月4日に東京・東京国際フォーラム ホールCでファイナルを迎えた。同ツアーは芸能生活25周年と歌手デビュー10周年を記念して行われたもの。「共に時間を刻んで来たみなさんの応援があって、ここまで来られました。それぞれの25年と10年を振り返りながら聴いて下さい」とつるの。つるのの代名詞とも呼べるPRINCESS PRINCESSの「M」などのカバーを中心に、オリジナルアルバム『つるばむ』(2010年)の収録曲も披露。さらに世良公則などのゲストを迎えたプレミアムな内容で、さらなる活躍をファンに誓った。

『THEカラオケ☆バトル』の名デュエットが復活

つるの剛士は、『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』などに出演し、様々なアーティストのカバー曲を歌いこなしたことで知られる。これまでにカバーした楽曲は70曲ほどあるとのことで、この日もカバーを多く歌った。目を閉じてスポットライトを浴びながら歌い上げたMISIAの「逢いたくていま」(2009年)。山根康広の「Get Along Together」(1993年)は、力強くも繊細な歌声が会場に響く。「僕のフィルターを通して、名曲を若い世代の方にも伝えていきたい」と、つるのはJ-POPカバーに対する使命感もにじませた。

つるのとゆかりのあるゲストを迎えた、スペシャルコラボも聴き応えがあった。『THEカラオケ☆バトル』で知り合った宮本美季をゲストに迎えて歌ったのは、HYの「366日」。カバーして欲しい曲としてファンからのリクエストがもっとも多かった曲とのこと。宮本の美しい歌声とつるのの切なさ溢れる歌声で、見事なハーモニーを聴かせた。


