小坂菜緒、佐々木美玲、齊藤京子、松田好花……日向坂46、3rdシングル活躍期待の注目メンバーは?

 また、二期生で注目したいのは松田好花。彼女は、その努力家ぶりがファンにも浸透し、人気を集めているメンバーだ。しかし、楽曲での目立った活躍はまだ巡ってきていない印象。二期生といえば、「ドレミソラシド」ではセンター小坂の両脇に河田陽菜と丹生明里がフロント入りし、ユニット曲「Dash&Rush」では金村美玖が初センターを務め、一期生、二期生、三期生それぞれ一人ずつ選抜されたユニット曲「やさしさが邪魔をする」では渡邉美穂が選ばれるなど、それぞれが目立った活躍をしている。松田もまた、バレエ仕込みのダンスやギターの弾き語りといった特技をもっているほか、何でもそつなくこなせる実力もある。3rdシングルで、彼女のポテンシャルが最大限に発揮されることに期待したい。

 握手会、アイドルフェス、『ザンビ』、大型フェスなど忙しいせいか、8月には本格的なワンマンライブをしていない日向坂。「ドレミソラシド」リリース時にワンマンライブが観れずに物足りなさを感じたファンもいたかもしれない。だからこそ、37000人もの収容人数を誇るさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ決定は嬉しい。また、埼玉といえば、金村・丹生・渡邉が埼玉出身であるほか、『ひなあい』MCの春日俊彰(オードリー)も埼玉出身とあって番組企画でも何かと縁があり、実に日向坂らしい場所なのだ。

 柿崎芽実の卒業、濱岸ひよりの休業もありターニングポイントとなる今回のワンマンライブは、“約束の卵”へ向けた次のステップとしてメンバーの思いもより一層強くなりそうだ。

(文=本 手)

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