日向坂46 丹生明里、人気急上昇の理由は“純粋さ”? オードリーも絶賛の愛されキャラに注目
日向坂46の丹生明里が、7月29日放送される『世界まる見え!驚きの連続!世界の鉄道SP』(日本テレビ系)に単独出演する。日向坂の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)では“丹生ちゃん”の愛称で親しまれ、2ndシングル『ドレミソラシド』では初のフロント入りを果たした丹生。ピュアで可愛らしいそのリアクションは、ファンだけではなく、MCのオードリー春日をも虜(?)にしている。今、日向坂で勢いのあるメンバーの1人だ。そこで本稿では、周囲を笑顔にさせる丹生の魅力について考察してみたい。
丹生は2001年2月15日生まれの現在18歳。けやき坂46の二期生として加入した。デビュー当初のキャッチコピーは「弱いけど剣道3段持ってます!肩幅広い丹生明里です」。そのキャッチコピー通り、中学の部活では個人と団体で県大会に出場するほどの腕前だ。二期生の中では、金村美玖と渡邉美穂が同じ埼玉県出身で、埼玉トリオとして昨年は埼玉県警一日交通部長に任命されたり、SHOWROOM(以下SR)を放送したりと、私設ユニットとして登場することが多い。また、兄の影響から『週刊少年ジャンプ』(集英社)を購読しており、なかでも『ドラゴンボール』と『約束のネバーランド』好きだという。そんな思いが通じてか、アニマックスで放送された、『映画「ドラゴンボール超ブロリー」公開記念 「オラたちのドラゴンボール講座」』にソロ出演し、アイドル界のドラゴンボール好きとして認知された。
歌に関しては、小坂菜緒と渡邉美穂とのユニット曲「キレイになりたい」(けやき坂46『走り出す瞬間』TypeB収録)や、東村芽依、金村美玖、河田陽菜とのユニット曲「Cage」(『ドレミソラシド』TypeB収録)で丹生のソロパートが聴ける。普段みせているあどけない笑顔とは異なり、可愛らしさのなかに大人の落ち着きも感じさせる歌唱を披露している。
そして彼女の一番の魅力といえば、その“純粋さ”だろう。齊藤京子は「どうして生まれたばかりの人間は最初は丹生ちゃんみたいなのに、丹生ちゃんの心を忘れていくのだろう」とコメントしており、丹生と仲が良いことで知られる井口眞緒からは「マイナスイオン」「全く裏がなく、一緒にいるとずっとハッピーな気分でいられる」と評されている。日向坂が冠番組を持ったことで、いつも笑顔を絶やさないその天真爛漫な姿がじっくりと世間に浸透し、今の人気に繋がる。
そんな丹生の魅力が最大限に発揮されたのは、春日の名言「にぶだよ!」が生まれた『ひらがな推し 』(『日向坂で会いましょう』前身番組)の企画「ドキドキ妄想シチュエーション」で生まれた告白コントだ。春日に幸せそうな笑顔を浮かべ告白するあの演技に、誰もが心を奪われたことだろう。そんな彼女について、『日向坂で会いましょう』/『ひらがな推し』のMCであるオードリー若林正恭は「江戸時代からタイムスリップしてきた姫みたいなピュアなあの面白さを、みんなで守っていきたいです」(『B.L.T.2019年5月号増刊日向坂46版』)と語っている。