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C&K、“期待の新人12年目”が夢の舞台で見せた全力プレゼン 5つのキーワードから魅力に迫る

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 「期待の新人12年目」の男性シンガーソングライターユニット、C&Kが6月27日に『コンベンションライブ 〜見てくれ!好きか嫌いか言ってくれ!同情するなら尺をくれ!!!〜』を行った。通常はデビュー前後のアーティストが行うお披露目であるコンベンションライブを、昨年の横浜アリーナなど1万人規模の公演を成功させてきた中堅アーティストが行うという変化球。だが、彼らが結成当時から目標としてきた『NHK紅白歌合戦』が行われるNHKホールが会場となれば話は変わってくる。この“夢の舞台”で彼らを熱烈に応援する四池さん(C&Kファンの愛称)をも巻き込み、“チーム”としての彼らが持てる力を存分に関係者に見てもらおうというのが今回の主旨だという。

 当日、配布された資料には、C&Kの魅力が次のキーワードとともに述べられていた。①ライブ力 ②圧倒的な歌唱力 ③ファンとの絆 ④日本全国地元化計画 ⑤紅白歌合戦。全30曲、2時間30分超という規格外の全力プレゼンとなったこの日の模様を、このキーワードに沿って振り返っていきたい。

①ライブ力 

今回のライブは、前半は“踊るDJ”TAKEによる縦横無尽なプレイをバックに、後半はEXILEなどのサポートを務めるジェイ・スティックス(Dr)ら、実力派のフルバンドを従えた2部構成でバリエーションに富んだ楽曲を聴かせていた。“ジャンルバスターズ”の異名を持つ彼らにかかっては、レゲエやスカ、ファンクにゴスペル、ケルトサウンドやバラードなども、耳なじみのいいC&Kサウンドとして昇華されてしまう。序盤に披露されたレゲエサウンドにZEROSEN(ダンサーズ)によるテンションの高い振付を組み合わせた「MATSURI」辺りからは、腕組みで見守る(※盛ってます)関係者を尻目に、ステージ上&客席の熱気が加速。かと思えば中盤からは「栗美井」「金印」のゼッケン付きの体操着に着替えた2人が、歌のお兄さんよろしくスイカをイメージしたキュートな衣装のZEROSEN KIDS(キッズダンサー)を従えて「C&K XII」を熱唱。アンコールでの、往年のドリフ的な振付を客席も一丸となって踊りながら「S!P!A!」とコールしまくるスカナンバー「入浴」などは、いつ見ても熱狂度が凄すぎて笑ってしまうが、この日もやはり圧倒されてしまった。いわゆるボーカルユニットのカテゴリーに分類される彼らだが、ダンサーズとのシンクロ感の光るダンスはかなり見ごたえがあったりもする。この日もZEROSENを従え、KEENがソロでもばっちりキメていた「精鋭」などは非常にクールだった。

②圧倒的な歌唱力 

 おそらく一度でも生で彼らのライブを見たことがある人なら、この項目に異論のある人はいないだろう。楽曲によってさまざまなニュアンスを使い分ける変幻自在なハスキーボイスのCLIEVY、低音~ミドルボイスを中心に温かみのある歌声で魅了するKEEN。「キミノ言葉デ」など、とくにバラード~ミディアムナンバーにおけるハーモニーは天下一品だ。この日のセットリストでは、ファンキーな「DANCE☆MAN(WOKKY WOKKY×BOGGIE WOGGIE)」などで、2人の日本人離れしたフェイクが炸裂。「空気」ではKEENがパワフルなハイトーンを、ライブのテーマ曲的な「C&K V」ラストではCLIEVYが熱いロングトーンを響かせ、拍手喝采をさらっていた。さらに“声量オバケ”な2人のボーカルは、厚みのあるバンドサウンドにもまったく負けていないのだ。①で述べたライブ力は、この歌唱力があるからこそ活きてくる要素ともいえる。

③ファンとの絆 

 CLIEVYがMCで「いつも最高の景色を見せてくれてありがとう!」と礼を述べていたが、このコンベンションの重要な“演出”の1つが、ファンである四池さんたちだ。ファミリー参加も多く老若男女さまざまな層が含まれるこの四池さんたちは全力で振りを踊り、ジャンプし、コール&レスポンスに参加する。さまざまな楽曲で驚くシーンがあるのだが、初見の人が一番驚くのはケルト風サウンドの「踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~」だろう。この日はCLIEVYが「みんなケガのないように!」と呼びかけていたが、ホールコンサートで「ケガのないように“とは?”」と思っているうちに、四池さんたちが一斉に肩を組み、会場内に無数のサークルを作って踊るゾーンに突入していく。この絵は何度見ても壮観だ。ほかにもゴスペルナンバー「愛を浴びて、僕がいる」などでは、四池さんによる力強い大合唱が、楽曲の持つスケール感や感動的なムードをさらに盛り上げていた。よくC&Kは四池さんを“C(CLIEVY)とK(KEEN)の間をつなぐもの(&)”と表現するが、この日のドレスコード“赤か白のファッション”と配布された赤白帽で身を固め参加していた彼らは、全員がいわば3人目のメンバー的な存在といえよう。

      

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