稲垣吾郎、ラジオで外山惠理と久々の再会 『ゴロウ・デラックス』終了後も受け継がれる精神

 稲垣吾郎が、7月12日放送の『金曜たまむすび』(TBSラジオ)に生出演した。この日パーソナリティを務めたのは、外山惠理と玉袋筋太郎。稲垣は、今年3月に惜しまれながら終了した読書バラエティ『ゴロウ・デラックス』でタッグを組んでいた外山と「なんか気まずい。久しぶりすぎて、ちょっと恥ずかしいね(笑)」と言いながら、久々の再会を喜んだ。

 外山は、稲垣とのレギュラー番組が終わったあとも、その活躍をしっかりとチェックしていたと明かす。稲垣が13年ぶりに声優を務めた映画『海獣の子供』も「吾郎さんが声やってるって聞いて」と観に行ったという報告に「声優、楽しかったですよ。声の仕事好きなので。集中できるから(笑)」と稲垣も嬉しそうに答えていた。一方で、玉袋はまだ観られていないようで「役者の僕に注目するって、『半世界』以来……」と拗ねて見せる稲垣の声が聞けたのも、またラジオならではだ。

 今回、稲垣がゲスト出演したのは、8月30日より東京・日本青年館ホールで開幕するミュージカル『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』の告知のため。2012年、2014年、2016年と3度に渡り上演された、稲垣吾郎主演の舞台「恋と音楽」シリーズ。そのクリエイター陣が再集結し、昨年夏に京都で上映した『FREE TIME, SHOW TIME「君の輝く夜に」』の、待望の東京公演となる。

 ジャズピアニストで作曲家の佐山雅弘が、稲垣の歌いやすいキーなどを考慮して曲を作ってくれたというエピソードも披露。残念ながら、今回の舞台は昨年11月にこの世を去った佐山雅弘に代わり、息子の佐山こうたが受け継いでいるということも。また、元宝塚トップスターの安寿ミラが、長年の経験をもとに習得した“男らしい仕草“を教わるなど、様々な学びがあると語る稲垣。もちろん、稲垣自身も多忙なスケジュールをぬって舞台やステージを創り上げてきた経験の持ち主。形は変わっても、脈々と生き続けるエンターテインメントの意思。その熱い想いは、稲垣の中にも思い当たる節があるはずだ。

 「東京公演では、一度観た方にも楽しんでいただけるように内容も変えて」と“何度でも楽しんでもらえるように“と、改良し続けるスタンスも、稲垣がずっと大事にしてきた“お客様を楽しませたい“という想いからにほかならない。通常の舞台とは異なり、1幕と2幕の間にショータイムを設けて、燕尾服&杖を持った稲垣が登場するのも、アイドルというフィールドがあっての今であることを感じさせる。

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