KAT-TUN 中丸雄一は“スルメ”のようなアイドル? 実直さと職人気質な仕事ぶりに注目
ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)に出演するKAT-TUN・中丸雄一が、劇中で結衣(吉高由里子)の恋人・諏訪巧役を演じている。さらに、『KAT-TUNの世界一タメになる旅!+(プラス)』(TBS系)が4月17日深夜より地上波復活と、テレビで中丸の活躍を目にする機会が今後ますます増えていきそうだ。そこで改めて中丸の魅力を探ってみたい。
『シューイチ』で語る“30代男性”の意見
日曜朝に放送中の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)に2011年4月3日の初回放送から出演している中丸。初回放送を振り返ると、当時27歳の中丸は中山秀征から振られ、「がんばります」と一言。やや堅い表情が初々しい。
番組では「まじっすか」というコーナーを持ち、進化系スポーツやパティシエ、DIYリフォームなど、これまで様々なものに挑戦してきた。放送400回記念で『シューイチ』メンバーでキャンプに出かけ、そこでもフルーツアートを披露。企画で触れた、紹介した、だけにとどまらず技術を習得しているところに職人気質を感じた。
社会問題からスポーツ、カルチャーと世の中の出来事を取り上げる情報番組だけに、あらゆるテーマについて、都度コメントを求められる。到底、勉強していなくては務まらないポジションだ。時には、事務所先輩の不祥事についてマイクを向けられたこともあった。中丸は、「グループの連帯責任」という言葉を挙げ、厳しくも、自分の経験を重ねながら意見を述べ、そして被害者への配慮も欠かさなかった。それは、30代社会人男性としてまっとうなコメントだった。
そのコメントにはSNSでもファン以外からも共感の声がみられ、実際に身近なところでも、『シューイチ』を観て中丸ファンになったという中丸と同世代の男性、60代女性からもジャニーズで一番好きという声を耳にした。8年に及ぶレギュラー出演は、努力を重ねて得た教養と人間力の賜物だろう。