相葉雅紀の笑顔はなぜ周囲を癒やす? 20年越し“嵐コンプリート”報告した自宅訪問エピソード

 2016年11月12日回では、横山、風間に加えて、ジャニーズWESTの藤井流星らと共に、新しいカードゲームで盛り上がったこと、そして、2017年9月23日回ではジャニーズJr.のTravis Japanのメンバーである七五三掛龍也を招いて手巻き寿司を堪能した、とも。

 また、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧、高木雄也も相葉宅に訪問済。「この間、伊野尾くんと初めて飲んだよ。可愛らしい子」と、2016年3月12日回では初々しく話していたのだが、2018年9月1日回では「最近来てないですよ、うちの家具なくなっちゃうから(笑)」と、伊野尾が遊びに行くたびに帰り際、照明器具を持って帰ってしまうのだとイジる。「今真っ暗です。うそうそ。ほんとは使ってなかった。 家に置いてあったやつだったから、それを持って帰ったってだけですけどね」と笑いを誘うのだ。

 逆に、2018年のお正月は相葉が二宮和也の家に遊びに行った話も(2018年2月10日回)。たこ焼きを作って食べ、ふたりでかるた取りをして正月気分を味わったという。ちなみに、二宮は相葉宅まで車で迎えに行ったそうで、「“いいよ、自分で行けるよ、小学生じゃないんだから。行けるから”って言ったんだけど、“いやっ、危ない! 迎えに行く!”」というやりとりが、なんとも微笑ましい。

 いつ誰が自宅に来てもウェルカムな、相葉のオープンマインドを作ったのは、そんな周囲から受けたたっぷりの愛情なのかもしれない。相葉といえば、デビュー前、タッキーこと滝沢秀明の家に住んでいた、というエピソードも語られている(2017年7月15日回)。「結構長く住んでたな、高校1年とか、デビューする前まで1年間ぐらい。いろんなところに連れてってもらった!」と懐かしむ相葉。千葉に住む相葉の両親も、そんな滝沢に対して「うちの息子を!」と、手厚いおもてなしをしたという。

 招いて、招かれて、飲んで、食べて、仲間との絆を深めていく。いつも相葉の笑顔が周囲を癒やすのは、そんなアナログな付き合いを、日々大事にしているからではないか。希薄な人間関係に慣れつつある東京で、相葉の心温まるお宅訪問トークを、これからも楽しみにしている。

(文=佐藤結衣)

※高木雄也の「高」はハシゴダカが正式表記。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「連載」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる