三浦大知はポジティブなメッセージを伝え続ける 『ONE END』追加公演に感じた姿勢

三浦大知『ONE END』追加公演に感じた姿勢

 セットリストは、シリアスなダンスチューンからバラード、華やかなボーカルの映えるミッドテンポまでをスムースに聴かせる充実したもの。「硝子壜」「飛行船」「世界」など『球体』からの楽曲やシングル『Be Myself』収録のカップリング曲、「Blizzard」といった最新曲をふんだんに盛り込みつつ、キャリア中から満遍なくピックアップしていた。

 一貫して、エンターテイナーとして質の高いパフォーマンスを届けることはもちろん、ポジティブなメッセージを伝えることに専念する三浦の姿勢が如実にあらわれたライブだった。「Blizzard」を主題歌として提供した映画『ドラゴンボール超 ブロリー』が海外でも好調な成績を残していることから、国外からの注目も高まるであろう今後、彼のパフォーマンスがさまざまな人々へ届けられることに期待したい。

■imdkm
ブロガー。1989年生まれ。山形の片隅で音楽について調べたり考えたりするのを趣味とする。
ブログ「ただの風邪。」

三浦大知 オフィシャルサイト

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