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『Little Glee Monster Live in BUDOKAN 2019〜Calling Over!!!!!』2月6日公演レポ

Little Glee Monster、2年ぶり日本武道館で見せた“新たな武器” キャリア最高峰のステージを目撃

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 前回の日本武道館公演から2年……その2年がいかに充実したものだったか、そしていかに5人を成長させるに十分な期間だったかが形となって表れた、現時点でのキャリア最高峰となるステージ。それが2年ぶりに実現した武道館公演だったと、声を大にして伝えたい。

Little Glee Monster

 Little Glee Monsterは2017年1月8日以来となる日本武道館公演を、2月5〜6日の2日間にわたって開催した。2年ぶりの同会場でのライブとなったが、その間にも彼女たちは横浜アリーナ、大阪城ホールでの単独公演を実現させており、またイベントでも日本武道館の舞台に立っている。そういった快進撃をこの2年にわたり目撃してきたわけだが、やはり彼女たちにとって最初の“大きな夢が実現した場所”である日本武道館に単独ライブで、しかも2公演ソールドアウトという形で戻ってこられたのは何ものにも代え難い喜びがある。

 2日間で約2万5000人を動員した今回のライブは、前回(参照:Little Glee Monster、“最初の夢”武道館公演を達成 360度ステージで響かせたハーモニーの強靭さ)とは若干異なるステージ構成だが、それでも2階席の後方を含む全方向が“ガオラー”(=リトグリファンの総称)でびっしりと埋め尽くされ、場内に流れるビートルズ(The Beatles)ナンバーを楽しみながら開演を今か今かと待ち続けた。

 暗転と同時にSEが流れ始め、舞台上の紗幕にオープニング映像が映されると、観客の熱気が一気にヒートアップ。盛り上がりが最高潮に達したところで紗幕が落とされ、ステージ上にはメンバー5人のシルエットが浮かび上がる。と同時に、会場は割れんばかりの歓声に包まれ、ライブは昨年秋〜冬にかけて行われた全国ツアー『Little Glee Monster Live Tour 2018~Calling!!!!!』のオープニングテーマ「Opening〜Welcome to Calling Over!!!!!〜」で幕を開けた。

 筆者は2月6日公演を観覧したのだが、この日のライブを観てとにかく驚いたのがその音の良さだ。メンバー5人のピッチも序盤から終盤まで抜群だったし、何よりバンドが奏でる楽器の音1つひとつのバランスも絶妙で、武道館でのライブをここまで良い音で最初から最後まで楽しめたことは、過去を振り返ってもそう多くはない。もちろんこれは前日の5日公演があったからこそとも言えるが、それにしてもここまで出音やそのバランスに気を遣うあたりはリトグリらしいのではないだろうか。

 ライブはその後、「好きだ。」「放課後ハイファイブ」「青春フォトグラフ」と初期の代表曲がずらりと並ぶ。これまでのライブだったら終盤の盛り上がり用に、クライマックスに配置されることの多かった「好きだ。」が2曲目に用意されたことにも驚きだったが、こうやって初期のシングル曲をライブ序盤に置いても後半に困ることがなくなったという事実にも感慨深さを覚えた。約5年の積み重ねはこういったところにも形となって表れているのだ。

      

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