嵐 相葉雅紀、謙虚なスタンスに隠された覚悟と余裕 誕生日を前に2018年の活動を振り返る

 天然で明るく弾けたパブリックイメージに相反して、常に謙虚に、着実にアイドルとして一歩一歩あゆみを進めてきた相葉。メンバーの才能やアイドルとしての華を認めるあまり、謙虚すぎる言動も目立つ彼だが、そのスタンスの奥には“配られた手札で戦う”潔さが隠されているようだ。

 今までの活動の中で得た知識やスキルを含め、ありのままの自分を受け入れていく。そして、それを最大限に活かして次の活動へとつなげていく。相葉の穏やかで優しい笑顔の裏には、そんな覚悟と大人の余裕があるに違いない。

 ジャニーズJr.時代、『8時だJ』(テレビ朝日系)にて“スーパーアイドル相葉ちゃん”と呼ばれ、あどけない笑顔を見せていた相葉。そんな時代を経て、嵐という“最強の手札”を手に入れた相葉は、36歳を迎えさらなる活躍を見せてくれそうだ。

■五十嵐文章(いがらし ふみあき)
音楽ライター。主に邦楽ロックについて関心が強く、「rockinon. com」「UtaTen」などの音楽情報メディアにレビュー/ライブレポート/コラムなどを掲載。noteにて個人の趣味全開のエッセイなども執筆中。ジャニーズでは嵐が好き。
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