超特急、DISH//らが大集結! シャッフルユニットも登場した『EBiDAN THE LIVE』レポート

『EBiDAN THE LIVE 2018』レポート

BATTLE BOYS TOKYO

 明けて29日のDAY2のオープニングを飾ったのは、全国各地のEBiDAN 39&KiDSのグループが参加した企画「夢と涙のD7~ROAD TO EBiDAN THE LIVE 2018~」を勝ち抜いたBATTLE BOYS TOKYO。未来の超特急やDISH//といえるスター候補生たちがエントランスを通ってそのまま客席に登場する演出や、粗削りながら全力のステージングも会場を沸かせた。

さとり少年団

 この日の「BATTLE ROUND」でも、PrizmaXが全世界リリースした代表曲「yours」を披露したり、DISH//が昨日とは異なるダンスロックバンドスタイルでパフォーマンスするなどさまざまなハイライトシーンがあったが、健闘していたのが昨日の合同ユニットでも会場をヒートアップさせていたさとり少年団とEBiSSHだ。

EBiSSH

 ダンス&ボーカルグループが多いEBiDANでも飛びぬけたダンスセンスを感じさせるさとり少年団は、新曲「夏にダイビング(仮)」で、タオルを回しつつバキバキにダンス。曲中には夏の恋を思わせる小芝居のようなパート(内容は日替わり)も設けられていて、3人のみで見せるステージングの可能性を感じさせた。そして、あえて昨年行われた前回と同じセットリストでこの場に挑んだというEBiSSHは、大人っぽいスーツ姿で登場。他のグループのファンにも高い人気を誇るデビュー曲「恋はタイミング」、グループのテーマソング的な「Let’s EBiSSH!」で、会場全体を巻き込みながらユニットの魅力を巧みにプレゼンしていく4人のステージ度胸にも舌を巻いた。

生肉★ドラゴン

 DAY1でも会場を盛り上げたこの日の「SHUFFLE STAGE」には、SUPER★DRAGONのカバーユニット「生肉★ドラゴン」が登場。メンバーは玲於役がRYUTO(HONG\O.JP)、毅役が福本有希(PrizmaX)、ジャン役が柊生(DISH//)、颯役が颯斗(さとり少年団)、壮吾役がJOE(HONG\O.JP)、洸希役が永玖(さとり少年団)、彪馬役がTETTA(EBiSSH)、和哉役が清水大樹(PrizmaX)、楽役がREI(EBiSSH)という、年齢的にもかなり幅のある組み合わせ。最年長グループでパフォーマーを担う有希が意外な(?)美声を披露したり、クールな楽曲の多いEBiSSHとは異なるストレートな歌い回しで魅了したTETTAなど、いい意味で番狂わせ感のある人選に大いに会場もヒートアップしていた。

CASH¥¥

 続くDISH//のカバーユニット「CASH¥¥」では、北村匠海役を洸希(SUPER★DRAGON)、橘柊生役をタカシ(超特急)、矢部昌暉役を太智(M!LK)、泉大智役を玲於が担当。ハイトーンの匠海とはいい意味でギャップのある洸希のハスキーな低音ボイスや、勢いのある煽りやラップで後輩のサポートに回ったタカシのアシストぶりにも黄色い歓声が鳴りやまなかった。

さくらしめじ

 この日の「FINAL JUMP」のトップバッターはアコースティックユニット・さくらしめじ。最近ではバンド編成でロックな側面を垣間見せることも多くなった2人だが、この日は「お前ら、いつまでもさくらしめじのことナメてんじゃねえぞ!? もっと行けんだろ、踊れよ!!」(雅功)など、アグレッシブにオーディエンスに煽りを入れ、ファンを驚かせていた。DAY1での爽やかなステージングやシャッフルユニットでのたたずまいとはいい意味でギャップを感じさせるサウンドやステージングに、会場からも熱いレスポンスが返っていたのが印象深かった。

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