A.B.C-Zは聴く人に“今”を生きる元気を与える ダイレクトに体感してほしい本質的な魅力

 A.B.C-Zが今夜、8月24日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、最新曲「JOYしたいキモチ」を披露する。今年8月29日でグループ結成10周年となるA.B.C-Z。それを記念して作られた本作も記念日にリリースされるという。メンバーとファンにとって、思い入れたっぷりの作品だ。

 作曲を手がけたのは、Sexy Zoneの『ぎゅっと』を担当したことでもおなじみの廣瀬成仁(nicoten、ひろせひろせ/フレンズ)。Sexy Zoneの中に漂う潜在的な愛らしさと、少年から大人になっていくちょっとした切なさが香るメロディは、多くのファンの心を掴んだ。そんな廣瀬が、本作で見抜いたのはA.B.C-Zが持つ絶対的なポジティブさ。

 〈今しか出来ないこと 楽しんでこうよ!〉と、爽やかな笑顔とダンスで歌うA.B.C-Zに、こちらも自然と笑みがこぼれてしまう。この底抜けにポジティブな歌詞が決してキレイごとで終わらないのは、彼ら自身の活動がいつだって前向きだからだろう。

 A.B.C-Zは、どんなこともこなしてしまう。それゆえに、これまでテレビでは“ジャニーズなのに”といった前置きが付く企画に挑戦することも少なくなかった。もちろん、それはバラエティとしておいしいと言われる展開ではあるものの、きっと劇場で活躍する彼らを知っているファンは、少々歯がゆい思いをしていたのではないだろうか。

 ジャニーズの原点は、舞台にある。観客を目の前にしたごまかしがきかないライブこそ、彼らの生きる道。お茶の間の人気者になっても、ジャニーズは舞台を大事にしてきた。なかでも、A.B.C-Zはその最前線に立つグループのひとつだ。そんな彼らの本質的な魅力は、むしろジャニーズの真髄を極めた存在。ジャニーズの始まりを描いた舞台『ジャニーズ伝説』を2013年から演じ続けていることも、その証と言えるかもしれない。アクロバティックは公演ごとに進化を遂げ、その大掛かりなパフォーマンスに負けない歌声を響かせようとメインボーカルの橋本良亮も努力を重ねてきた。その姿勢は、職人魂に近い。

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