V6、Sexy Zone、A.B.C-Z……サラリーマン風の“スーツ姿”で魅せる新たな一面
イケメンのスーツ姿は、いつの時代も眺めているだけで胸が高鳴る。いわゆる“スーツクラスタ”は多く存在し、人気も高い。そんなファンの声に応えるかのように、きらびやかな衣装がメインのジャニーズたちも時にスマートなスーツ姿を披露してくれる。そして、スーツだからこそ見えてくる姿もある。これまで数多くのジャニーズがスーツ姿を披露しているが、その中でも“サラリーマン風”のスーツ姿が魅力的なグループをご紹介したい。
V6
もともとシックで大人な衣装が多いV6。デニム×ジャケット、シャツ×パンツなど、オフィスカジュアル的な衣装も少なくない。例えば36thシングルの表題曲「GUILTY」のMVでは、細身の黒スーツに黒のナロータイというオシャレで都会的な姿を披露。スタイリッシュな曲にも非常にマッチしていた。そんなV6の衣装の中でも一番ベーシックなタイプのスーツだったのは、『JNN・JRN「絆プロジェクト」』のCMではないだろうか。『JNN・JRN「絆プロジェクト」』とは、2011年にスタートした東日本大震災の被災者を支援する活動のこと。各界の著名人が名を連ね、V6もその内の一組である。CMでは「今できることを1つずつ。」というメッセージを持ったメンバーが、黒とグレーのプレーンなスーツに身を包み、視聴者に語りかけている。そこからは、彼らの真摯さがひしひしと伝わってくる。メッセージを読む落ち着いた声も相まって、彼らの“地に足がついている感”が存分に表現されているのではないだろうか。キャリアを重ねてきたこともあるが、V6の誠実なキャラクターも、“スーツ”という衣装にぴったりだ。スーツは、V6の好感度と信頼度の高さをより際立たせている。
Sexy Zone
20代前半までの比較的若いメンバーが集まっているSexy Zoneは、可愛らしい印象の衣装が多い。しかし、昨今ではビシッとキマっているスーツ姿を披露してくれている。スーツのAOKIのCMである。2017年、2018年と連続で出演しており、新入社員のような初々しいスーツ姿が新鮮だ。2017年のCMは13thシングル「ROCK THA TOWN」に合わせ、スーツ姿で激しく踊っている内容。どこか可愛らしさも残っているが、普段よりも“大人”な姿が見られる。そして2018年のCMは、5thアルバム『XYZ=repainting』に収録されている「忘れられない花」がテーマソング。大人っぽい曲調に合わせた椅子を使ったダンスが印象的だ。2017年と比べても、表情や仕草が落ち着いたように見える。メンバーもマリウス葉以外は全員二十歳を超え、少年から大人に成長しているSexy Zone。スーツ姿も徐々に馴染み始めている。この成長の変遷こそ、Sexy Zoneのスーツ姿の楽しみ方ではないだろうか。