乃木坂46 梅澤美波、なぜ「空扉」でセンター抜擢? “挑戦の季節”を乗り越え開くグループの未来

 あわせて現在の乃木坂46は、メンバーの卒業が続く“循環”の時期にある。8月には4期生の加入を控えており、今回のシングルが現体制における、ひとつの節目となるのかもしれない。そんな同作は、「逃げ水」にはじまった3期生メンバーの成長度合いを提示する、“中間発表”の役割を備えているとも捉えられる。そうなれば、「空扉」で3期生選抜メンバーを主軸とし、その精神的支柱である梅澤をセンターに据えたことにも納得がいくだろう。

 さらに、梅澤の挑戦はグループ外にまで及んでいる。梅澤は現在、舞台『七つの大罪 The STAGE』に、ヒロインのエリザベス役として出演。これまで1期生の井上小百合や、3期生の大半と舞台に上がる機会はあったが、単身でオーディションに挑み、ステージに立つのは今回が初めてだ。今年4月に『星の王女さま』、6月にはミュージカル『美少女戦士セーラームーン』と、短期間で数多くの舞台をこなしてきただけに、『七つの大罪』での好演ぶりも楽しみだ。

 初の選抜メンバー入り、3期生として初の単独センター抜擢、そして単身で初の舞台出演という様々な挑戦に臨んでいる梅澤。「空扉」のMV終盤には、与田や岩本と共に「行けるよね、空、みんなで」と告げる場面があるが、この言葉は同楽曲に出演したメンバーだけでなく、乃木坂46の未来を担う3期生全員に宛てたものとも感じられた。目の前にある“挑戦の季節”を乗り越えたとき、梅澤美波はどんな“未来の扉”を開くのだろうか。

(文=青木皓太)

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