乃木坂46 白石麻衣&西野七瀬、初ペアユニットの衝撃 グループ最強コンビの関係性を振り返る
乃木坂46が、8月8日にリリースする21枚目のシングル表題曲「ジコチューで行こう!」のMVが公開になった。
同曲は「裸足でSummer」以来、およそ2年ぶりに齋藤飛鳥がセンターを務める“夏曲”で、ベトナムのリゾート地・ダナンを中心に撮影された海外ロケによる作品。中でも、ベトナム外務省の全面協力のもとで収録された世界遺産のミーソン遺跡でのダンスシーンが見どころだ。そして、MV公開と同時に話題となっているのが、西野七瀬と白石麻衣によるショット。仲良く手を繋ぎながら歩く西野と白石(25秒~29秒あたり)、サビの〈そうだ〉に合わせた笑顔の2人でのリップシンク(1分11秒あたり)、たくさんのランタンをバックの2人(2分6秒、2分56秒あたり)、夜景をバックに2人でのリップシンク(3分9秒あたり)と数多くのツーショットシーンがあるのだ。もちろん、これまで2人のシーンが全くなかったわけではないのだが、今回の「ジコチューで行こう!」にもあるような齋藤飛鳥を含めたスリーショットなど、純粋なツーショットはあまりなく、自然に、仲睦まじい様子の2人は極めて珍しいと言える。
今回のシングルには、白石と西野のユニット曲「心のモノローグ」が収録されている。乃木坂46には多くのユニット曲が存在するが、西野と白石が所属するユニットはやはり少なく、有名なのはグループ初期の人気曲「せっかちなかたつむり」など。大所帯であるため、2人が同じユニットであるという認識も薄い。白石、西野のユニット曲「心のモノローグ」と「ジコチューで行こう!」でのツーショットシーンは、どこか満を持しての決定のような気がしてならない。
『乃木坂工事中』(テレビ東京)をはじめとした冠番組などでも、白石と西野の絡みは少なく、今年放送された3期生のバレンタイン企画で、白石がスタジオにいない西野を「七瀬」と呼びファンの間で話題になっていたほど。今回、この原稿を執筆するにあたり、筆者の所持している書籍の中から白石、西野の対談を探してみた結果、2人の初ペアグラビアを発見した。それは、『ENTAME 2014年 03月号』(徳間書店)で、8thシングル『気づいたら片想い』にて、西野が初センターを飾るタイミングでのインタビュー。西野が女性マネージャーに背中をべったりくっつけることに対して、「私はやられないんですよ~」(白石)、「なんでやろ? でも、近くにいたらやると思うんですけど」(西野)、「全然きてよ~! 壁があるんですかね(笑)?」(白石)、「いやいや(笑)」(西野)と、まだどこか距離を感じさせる2人のやりとりである。思い出すのが、『乃木坂工事中』の前身番組『乃木坂って、どこ?』にて、西野が白石は「高いところにいて(可愛すぎて)、近寄りがたい」と明かし、抱きつこうとするも泣いてしまうというシーンがあったこと。それからは、番組内で白石が自然な流れで西野に抱きつくシーンもあり、付かず離れずの間柄になっていく。