BTS(防弾少年団)、日本でも“テレビスター”になりうるか NHK『SONGS』再放送を機に考察
一方で、先述したV LIVEでの動画からも分かる通り、彼らはユーモア溢れる一面も持っており、最近では日本でも『火曜サプライズ』(日本テレビ系)といったバラエティ番組に出演する機会を得ている。同番組ではJ-HOPEが自らを「豚」と評するなど、日本語でもしっかりと笑いをとっていたのが印象的だった。本国では『週刊K-POPアイドル』などの番組を通じ、メンバー一人ひとりの個性的なキャラクターをアピールしながらも、メンバー間の温かい“絆”を伝えている。こうしたパフォーマンスとのギャップもまた、多くのファンが彼らに惹かれるポイントの一つになっているように思う。
日本でもドラマ『シグナル』(フジテレビ系)主題歌を担当するなど、確実にお茶の間への認知度を上げているBTS。日本でも“テレビスター”としてさらなる飛躍を見せそうだ。
(文=村上夏菜)