LDHの“格闘エクササイズ”がオシャレで面白い! 代官山「EXFIGHT」体験レポ
LDHのグループ会社・LDH martial artsが運営するトレーニングジム「EXFIGHT(エクスファイト)」が4月1日、渋谷区代官山にオープンした。「格闘技の動きを用いた様々なエクササイズを通して、格闘技を楽しく身近に」とのヴィジョンを掲げる同ジムは、スタイリッシュな空間に最先端のトレーニング機器を備え、豊富なトレーニングメニューでビギナーから上級者まで、楽しみながら体を鍛えることができるという。エンタテインメント企業であるLDHが手がけたのは、いったいどんなジムなのか? 本当に初心者でも問題なく楽しめるのか? 「普段はまったく運動をしない」というライターの姫乃たまと共に、「EXFIGHT」の魅力を徹底的にレポートしたい。(編集部)
スタイリッシュな空間はエンタメ性もバッチリ!
ジムに到着し、まず驚いたのがクールな佇まいの入り口。重厚な木目の扉を開けると、ダンサブルな音楽とともに、シックな黒で統一されたスタジオ内の模様が目に飛び込んできた。
姫乃「うわあ、オシャレな場所に来てしまった! 50メートル走11秒台の私でも入って大丈夫ですか……?」
ハツラツとしたスタッフに笑顔で出迎えられた我々は、今回、案内をしてくれるトレーナーの石井俊輔さんとともに、さっそくスタジオ内を見学することに。まず、気になるのは、入り口の右手にあるオリジナルグッズのコーナー。ここでは「EX FIGHT」のロゴが入ったグローブなどのほか、オリジナルのプロテインも購入できるそう。珍しいのは、ダンサー専用のプロテインで、石井さん曰く「LDHらしく関節をよく動かすダンサーのためにグルコサミンなどの成分が配合されています」とのこと。気になるオリジナルプロテインについては、トレーニングが終わったところで、レセプションに併設された「プロテインバー」でいただくことにしたい。
姫乃「LDHの開発って、ものすごい信頼感ある……。デザインに統一感があるので、コレクター心もくすぐられます」
続いて向かったのは、有酸素運動を行うための最新機器が揃えられた「カーディオエリア」。大きな窓から都会の景色を眺めながら、存分に汗を流すことができる。ランニングマシンに取り付けられたデバイスでは、YouTubeなどの豊富なインターネットコンテンツを楽しむことができるほか、アカウント登録すれば自分の好きなように登録コンテンツをカスタマイズすることも可能だ。
姫乃「走りながらインターネット! 飽き性で有酸素運動が苦手な人でも勝てますね」
エントランスから左手奥にあるのは、「フリーウェイトエリア」。ここの機材もすべて黒で統一されていて、とてもクールである。しかも、驚くのはこの空間、iPadのアプリで照明のカラーをコントロールできるのだ。任意のカラーに調整することはもちろん、「集中力を高める照明」や「サバンナの夕焼け」など、さまざまなプリセット照明も用意されていて、リクエストすれば好きなカラーにしてくれるそうだ。
姫乃「21世紀の訪れを感じる! 来るたびに違う雰囲気になっていると、通うのも楽しみになりそうです」
そしていよいよ、EXFIGHTが提供する様々なプログラムが実践されるジムの中心「フリースペース」へ。靴を脱いでマットを踏むと、心地よい反発があり、気分も高まる。奥の壁にはプロジェクターでスタイリッシュな映像が投影されていて、音響の質も上々だ。いずれはイベントの開催なども考えているとのことで、このあたりはLDHらしい試みと言えそうだ。天井で回っているファンによって、「フリースペース」は常に適度な涼しさに保たれており、トレーニング中も快適に過ごせそうである。奥の「ケージスペース」では、柔術プログラムやキックボクシングのパーソナルトレーニングも行われる。
姫乃「マットの絶妙な低反発が気持ち良いです。天井が高くて、映像も大きいから気分も広々。五億年ぶりに運動したい気持ち! というか、ここにいるだけで運動できる人の気分になります」