TWICE、「Candy Pop」はMVとのギャップがポイント? “甘くない”サウンドを分析

 カップリングの「BRAND NEW GIRL」の作詞は、「One More Time」にも参加していたNA.ZU.NAとYu-ki Kokubo。作曲には、このふたりに加えて、E-girlsなどへの楽曲提供で知られるM.Iも参加しています。編曲はNA.ZU.NAひとりによるもの。「One More Time」の作曲陣同様、「BRAND NEW GIRL」に関わった作家全員が作家事務所・obelisk inc.(オベリスク)に所属しています。

 「BRAND NEW GIRL」は、ダンスミュージックという軸は変わらないもののロック色を強めており、「Candy Pop」のカップリングとしてうまくバランスを取っているなと感じました。

 MVこそドリーミーでも、サウンド面では甘くないというのがTWICEの「Candy Pop」。次作も初週売上20万枚以上の勢いを維持できるかに注目したいです。

■宗像明将
1972年生まれ。「MUSIC MAGAZINE」「レコード・コレクターズ」などで、はっぴいえんど以降の日本のロックやポップス、ビーチ・ボーイズの流れをくむ欧米のロックやポップス、ワールドミュージックや民俗音楽について執筆する音楽評論家。近年は時流に押され、趣味の範囲にしておきたかったアイドルに関しての原稿執筆も多い。Twitter

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