三代目JSB、今年の“シェアハピ”はダンスから歌へ? 「J.S.B. HAPPINESS」の新鮮さを分析
「J.S.B. HAPPINESS」は<君にエールを送り続けてる>と爽やかに歌う応援ソングで、「Share The Love」とは大きく雰囲気が異なる。「Share The Love」は“みんなで踊って楽しむ”楽曲だったのに対し、「J.S.B. HAPPINESS」は“みんなで歌って楽しむ”楽曲だ。パフォーマーであるメンバーも今回は派手なダンスは見せていない。CMではシンガロングしたり、メンバーとともに<J.S.B. HAPPINESS>と笑顔で歌う観客の姿が映されているのが印象的だ。先述したような過去のポッキーのCMを見ても出演者が“踊る”ことが多かったため、観客とともに三代目JSBメンバーが“歌う”今回のCMは非常に新鮮だった。
歴代CMを振り返ると、大人数でともに踊るなど、“シェアハピ”を体現してきたものばかり。そんな“シェアハピ”精神は、観客を巻き込んだパフォーマンスで楽しませる三代目JSBにも共通している。それはダンスにおいても歌においても変わらぬものだろう。もちろん今回のCMにも、根幹にあるみんなで一つになって楽しもうとする思いは生き続けている。今年の11月11日は「J.S.B. HAPPINESS」を口ずさみながら、仲間とポッキーをシェアするのも楽しいかもしれない。
(文=村上夏菜)