嵐メンバー主演の月9ドラマと楽曲の関係性は? 『貴族探偵』主題歌「I'll be there」への期待

 翌年、相葉がいよいよ『ようこそ、わが家へ』(2015年)で月9初主演を務め、様々な問題に対峙する中で成長していく家族の長男役を演じた。主題歌の「青空の下、キミのとなり」は46枚目のシングル曲。3対2の歌い分けで呼応しあう曲展開やフォーメーションでみせるダンスが特徴的で、シリアスな曲調で始まり、終盤にむかって明日への希望の光が差す楽曲だ。いま思えば、物語のトータルを描いているような仕上がりの曲だった。なお、相葉はパフォーマンスの最初と最後などでセンターを飾っている。

 これまでの嵐の月9主題歌はドラマの世界観を盛り上げる役割を果たし、楽曲パフォーマンスでは主演を務めるメンバーが見せ場を担ってきた。『貴族探偵』の主題歌である「I'll be there」もおそらくこれまでの流れを踏襲したものになるだろう。タワーレコードのリリース情報には「ドラマのミステリアスな世界観とリンクするような、ダイナミックかつ華やかなメロディーに彩られたクールな楽曲に、魅惑的な5人が歌い上げていく。まさに“大人の嵐”を感じさせる1曲」との記載も。ドラマの放送はもちろん、パフォーマンスで相葉がどのような動きを見せるのか今から楽しみである。

(文=竹上尋子)

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