嵐 相葉雅紀、月9ドラマ『貴族探偵』主演への期待 演技でも“カッコよさ”で次のステップへ
嵐の相葉雅紀が、4月スタートの月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)で主演を務めることが報じられた。相葉が月9で主演を務めるのは、2015年放送の『ようこそ、わが家へ』(同)以来2年ぶりで2度目。そして、“月9”枠が30周年を迎える記念すべき作品への抜擢となる。相葉が『貴族探偵』で演じる主人公は、その名のとおりの“貴族探偵”。「素性は謎」「捜査や推理をするのは彼を取り巻く使用人」という一癖も二癖もある役柄への挑戦ーー素の相葉に近い印象があった前作から一変、今回はかなりの役作りが必要となりそうだ。
相葉が前回主演を務めた『ようこそ、わが家へ』は、ストーカーの恐怖や会社の不正に立ち向かう家族の姿を描いたサスペンスタッチのホームドラマだった。相葉はそれらの問題と向き合うことで成長を遂げていく長男役を好演。相葉が本来持つ心優しい兄貴的なイメージと、つい応援したくなってしまうひたむきな姿勢が生かされた役どころで、ファンはもちろん、多くの視聴者が相葉への好感度を高めた作品だった。
今作では、その『ようこそ、わが家へ』の制作スタッフが再集結。『貴族探偵』の公式サイトにはいくつかの情報が掲載されているのだが、なかには羽鳥健一プロデューサーのコメントとして「2015年に『ようこそ、わが家へ』で相葉雅紀さんに主役を演じていただいたのですが、垣間見える“カッコよさ”にしびれました。次は相葉さんの“カッコよさ”を前面に出したドラマをぜひ制作したいと思っていました」との言葉が寄せられている。相葉はここ数年のソロ曲やコンサートでは、男らしくカッコよい面を出すことが増えた印象がある。Mr.FUNKやDisco Starといった架空のキャラクターを演じ、色気あるパフォーマンスでファンを喜ばせているのだ。今回のドラマでは紳士的な振る舞いで常にレディーファースト、“カッコいい”モードの相葉の姿が見られるということで、一層期待は高まる。
嵐のメンバーの中ではソロ活動において、遅咲きの印象もある相葉。しかし、自らのペースでコツコツと続けてきた活躍はそれぞれの分野で実を結び、今がもっとも輝きに満ちていると言ってもよいだろう。『タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)では連続で男性部門1位を獲得。単独MCの機会も増え、昨年末にはその集大成である『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の司会を無事に務め上げたことも記憶に新しい。