TOKIO 城島からA.B.C-Z 五関まで…70年〜85年生まれのジャニーズ年代別の特徴は?

1980〜1985年生まれ

(1980年:V6 岡田准一、嵐 大野智/1981年:関ジャニ∞ 横山裕・渋谷すばる、タッキー&翼 今井翼/1982年 嵐 櫻井翔・相葉雅紀、関ジャニ∞ 村上信五、タッキー&翼 滝沢秀明/1983年:嵐 二宮和也・松本潤、KAT-TUN 中丸雄一・上田竜也、関ジャニ∞ 丸山隆平/1984年:NEWS 小山慶一郎、関ジャニ∞ 安田章大・錦戸亮、生田斗真/1985年:山下智久、関ジャニ∞ 大倉忠義、Kis-My-Ft2 北山宏光、A.B.C-Z 五関晃一)

 いわゆる「ジュニア黄金期」に活躍していたメンバーで、世間的には「プレッシャー世代」と言われている世代だ。プレッシャー世代は、「下降していく社会情勢を見ており、基本的に楽に生きていけると思っていないのでポジティブ」という特徴が挙げられるが、ジャニーズメンバーたちにも当てはまっている。彼らはジュニア黄金期を支えてきたメンバーであるが、全てが順風満帆に活動してきたわけではない。関ジャニ∞は嵐やタッキー&翼と比べられつつもブレイクまでに時間がかかったし、KAT-TUN・NEWSはメンバー脱退が相次いだ。紆余曲折を経ているメンバーがとても多いのだ。しかし、そこで自暴自棄になるのではなく、その状態を打破しようと自分の可能性を模索し、個性を際立たせてきた。そしてそれが報われ、成功を手にしている「努力の世代」なのである。

 こうして見ると生まれた世代、育った時代と個性や特徴、生き方はリンクする。ジャニーズは同期を大切にする傾向があるが、似た境遇で育ってきた仲間たちと団結をして競争に勝ち残る必要があるからだろう。次回は、1986年生まれ以降のメンバーについて考えていきたいと思う。

(文=高橋梓)

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