嵐「アーティスト別トータルセールス」で歴代1位に 数字から見える彼らの強さとは?

 嵐は、11月からスタートした全国5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』全17公演を12月27日、東京ドーム公演で締めくくる。嵐の数字的強さは、音楽ソフトのみにとどまらず、コンサートでも発揮されている。

 2014年の全国5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』が、全18公演で84万5000人を動員したことを考えると、今年のドームツアー全17公演では80万人前後の動員が見込まれる。今年9月、ひとめぼれスタジアム宮城(宮城スタジアム)で行われた『ARASHI BLAST in Miyagi』では、4日間で20万8000人を動員しており、自身の単独公演で、1年間で約100万人を動員したことになる。6月に東京・大阪で行われたイベント『嵐のワクワク学校2015~日本がもっと楽しくなる四季の授業~』の4日間全6公演24万6000人の動員を合わせると、その数は約125万人にまで及ぶ。

 ライブに関しても、4年連続5大ドームツアーを行うアーティストは、史上初だという。親しみやすさとは裏腹に、脅威的な数字をあらゆる分野で叩き出す彼らの底力を改めて感じた年末となった。トップに君臨し続ける嵐が、2016年に目指す方向性はいかに。

(文=竹上尋子)

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