AIの「Story」が『ベイマックス』主題歌に起用された理由とは? MVは海外リスナーからも好評
『アナと雪の女王』の大ヒットが記憶に新しいディズニーが新たに送る映画『ベイマックス』(12月20日公開)。人々の心とカラダをケアするために開発されたロボット“ベイマックス”と最愛の兄を失い心に深い傷を負った少年ヒロとの絆を描いた作品だが、同作の日本版エンディング・ソングにAIの大ヒット・ナンバー「Story」の英語バージョンが起用されることとなった。「1人じゃないから 私がキミを守るから あなたの笑う顔が見たいと想うから」と歌うこの曲は、まさにベイマックスがヒロに語りかけているかのようであり、この曲を聴いたディズニー側のリクエストで見事エンディング・ソングに抜擢されたのだそう。しかもこの曲には未発表の英語バージョンが存在しており、まさに同曲が起用されたというのは必然だったというわけだ。
「ディズニー映画は小さい時から大好きだったので、自分の曲が決まった時、うれしすぎました! 『Story』ってところがまたピッタリだし、しかも今まで世に出てない英語バージョンで。本当にうれしいです!」(AI)
兄弟愛を描いた映画にインスパイアされ、ジャケットはAIと実妹SACHIの写真を起用。AIとSACHIは大の仲良し姉妹として知られるが、先日AIが同曲を初披露したイベントにSACHIがサプライズ登場、AIは号泣したのだそう(AIいわく「妹は私にとってのベイマックス。妹がいるから強くなれる」)。兄弟愛をテーマにした映画のエンディング・ソングを歌うのに、AI以上の適任がいるのかという話である。