EXILE・HIRO、ドリカム中村と“苦難の時代”を語る「がむしゃらに売れたいと思った」
DREAMS COME TRUEのベース・中村正人とEXILEのリーダー・HIROが、8月23日放送分の『SONGS』(NHK総合)に登場。結成25周年を迎えるDREAMS COME TRUEについて、90年代のJ-POPシーンで苦楽を共にした2人によるトークが繰り広げられた。
冒頭、1995年にDREAMS COME TRUEが主催したイベント『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』で、HIROはZOOのメンバーとして同じステージに立っていたと紹介。中村は当時について「イベント前に歌番組で一緒になって、ZOOのメンバーが声をかけてくれた」ことが交流の始まりだったと語った。HIROは「正さん(中村)が怖かった」と冗談交じりで振り返った上で、「ダンスに魂を注いで頑張ってたけど、エンターテインメント的な部分はドリカムの2人の姿勢を見て刺激を受けたし、勉強になった。一生忘れられない思い出になった」と、イベント出演がその後の活動に影響していると明かした。
また、番組では1990年代後半は2人にとって、苦労続きの時期であったことを紹介。1997年、全米進出の夢を実現させようとアメリカへ渡ったDREAMS COME TRUEの活動について、中村が「アメリカでのチャレンジは失敗だった。(アメリカの)レコード会社もクビになったし、勉強不足も甚だしくて、そこでバンドが終わってもしょうがないっていう状況まで追い込まれた」と告白。1995年にZOOを解散したHIROは「がむしゃらに売れたい、もう一度多くの人たちに知ってもらいたい。返り咲きたいという気持ちがあった」と当時を振り返り、1999年にEXILE の前身であるJ Soul Brothersを結成した経緯を明かした。