m-floライブに和田アキ子がサプライズ出演 「あの頃は~」や「HA!!」をコール&レスポンス
8月20日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて「VERBAL Presents OTO_MATSURI 2014 × m-flo TOUR “FUTURE IS WOW” Special Final」が開催された。
同イベントは8月14日から8月20日の7日間にわたって、様々なエンターテインメント・コンテンツが渋谷に登場する<a-nation island powered by inゼリー>の最終日公演として行われたもので、m-floのアルバム『FUTURE IS WOW』のリリースツアー最終公演と、VERBALがプロデュースし、今年3年目を迎えたイベント『OTO_MATSURI』がドッキングしたスペシャルなライブでもあった。
オープニングアクトのMACOは、自身による日本語カバー動画がYouTubeで600万回以上再生された、テイラー・スウィフトのヒット曲「We Are Never Ever Getting Back Together」を歌い上げた。MACOが高い歌唱力で序盤から会場を大きく盛り上げると、続いてはEXILEのMAKIDAIが“DJ MAKIDAI”として登場。DOBERMAN INFINITYや女性ダンサーを加えて多彩なDJプレイを披露し、その腕前を観客に見せつけた。
FLOWERは最新シングル「熱帯魚の涙」でライブをスタートさせ、その後、ヒット曲「太陽と向日葵」などを披露。鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香の3人が艶のある歌声で観客を魅了すると、藤井萩花、重留真波、中島美央、坂東希、佐藤晴美のパフォーマー5人がキレのあるダンスで会場を盛り上げた。ハヴァナ・ブラウンはDJとして安定したパフォーマンスを見せつつ、自らの高い歌唱力も発揮。「We Run The Night feat.Pitbull」などのヒット曲を立て続けに披露した。
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4組目は、お互いの楽曲に参加し合う等、m-floとも親交の深いBoAが登場。バンドとダンサーを従え、最新シングル「MASAYUME CHASING」や代表曲「VALENTI」「QUINCY」、更にVERBALプロデュースによる楽曲「BUMP BUMP」を歌い上げ、歓声を一身に浴びた。
主催者であるm-floの時間を迎えると、会場から「宇宙のOMATSURIへご案内いたします」というアナウンスが流れ、観客に配布されたリストバンドが一斉に光り、m-floが登場。ステージ全面を覆うLEDヴィジョンに映し出されるフューチャリスティックな映像と、レーザーを多様した照明効果、☆Taku Takahashiが繰り出すビートで、会場は一気にクラブのような盛り上がりに。MACOを迎えたエモーショナルなEDM「FIND A WAY」や、BIGBANGのSOLが客演で参加した「Go Crazy」、鷲尾伶菜(FLOWER)のパワフルなボーカルが印象的だった「d.w.m」、「RYDEEN m-flo REMIX」を披露。「RYDEEN」では、海外よりマークロンソンとのヒット曲「Bang Bang Bang」でも知られるMNDRも登場し、盛り上がりをさらに加速させた。
その後もBoAを迎えた「the Love Bug」、Che'Nelleをゲストボーカルに加えた「Let go」、Matt Cabが参加した「Show You More」を披露したあと、この日最大のサプライズが。会場に「あの頃は~」、「あの頃は~」と耳なじみのあるフレーズが繰り返し流されると、シークレットゲストとして和田アキ子が登場。会場は驚愕と歓喜のどよめきが巻き起こり、そのまま和田の代表曲の1つである「古い日記」へ。☆Takuによって再構築されたトラックの上で、和田はソウルフルでファンキーな歌声を披露。「あの頃は~」や「HA!!」といったコールアンドレスポンスで観客を沸かせた。続いて2005年の第56回紅白歌合戦出場以来となるm-flo loves Akiko Wadaの楽曲「HEY!」を約9年ぶりに披露。和田は「最高の想い出を作るぞー!!」と煽り、代々木競技場は熱気に包まれた。
最後は、2年連続で同イベントのトリを務める三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが登場。最新シングル「R.Y.U.S.E.I.」を始め、ヒット曲の数々を圧倒的なパフォーマンスで披露した。人気曲「FIGHTERS SURVIVAL Ver.」ではEXILE SHOKICHI、SWAY、THE RAMPAGEをゲストに迎え、会場はこの日一番の盛り上がりを見せ、ライブは終了した。
ベテランから若手まで、数多くの出演者が熱演を繰り広げた同イベント。和田アキ子も出演をきっかけに、新たなファン獲得へつながったかもしれない。