「男女 男男女 男女っ!」の太郎が、顔出し解禁EDMで華麗に復活!?

 「長年の夢(?)だった空を飛ぶことができました。映像は映画のTRONをイメージしています。これプロジェクタで映された映像に合わせて私が動いてるんですけど、ノーカットでやってるんで失敗したら最初からやり直し失敗したら最初からやり直し、の繰り返し。朝9時から午後2時くらいまで撮影したので途中休憩を入れても正味3時間くらいは撮り続けてましたね。へっとへとな感じが私の動きから見てとれるでしょうか……。by 太郎(原文のまま)」

 元祖「男女」が誕生当時、まだ小学生だった鬼才映像クリエイターユニット「カチマケ」の菖蒲理乃と千秋パトリックレイシーがオリジナル「男女」をタイムリーに聞いて育ち、今回最新テクノロジーを駆使して、あらたな息吹を映像で表現したアートサイクルにも注目したい。動画共有サイトでのヒットにも“継承”と“進化”があるということを証明した作品といえるだろう。

 そんな、太郎のEDM「男女」は、モーニング娘。とのテレビ番組共演で話題となった後藤真希がチーフ・キュレーターを担当することで話題の、オトナ女子向けWEBマガジン『Alifis』でもピックアップ。さらに、EDM「男女」が収録されたCDアルバム『二郎』は、これまで数々のヒットを生み出してきた下北沢ヴィレッジヴァンガードでも、映像モニター展開で取り扱われるという。

 これまで人前にあらわれることのなかった太郎が、ミュージックビデオでの顔出し解禁に続き、ついに7月18日(金)18時から、タワーレコード秋葉原店にてインストア・ライブが決定したそうだ。生「男女」の破壊力とはいかほどのモノだろうか? 引き続き音楽シーンの圏外で活躍する、異端児天才アーティストのポップな生き様に注目してみたい。

(文=ふくりゅう Twitter / 音楽コンシェルジュ)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる