aikoが『SONGS』で語ったデビュー16年「愛の歌も少しずつは変わってきてるんかなあ」

 その後、実家で飼っている愛犬の「あんころもち(通称:あんちゃん)」がスタジオに登場。aikoはあんちゃんについて「一回、悔しくて(このスタジオの)トイレで泣いてたことがあって。そしたら(あんころもちが)様子を見に来てくれて。一生懸命空気を読もうとしてくれているのを見て、頑張ろうと思いましたね」と、このスタジオで共に過ごした思い出を語ると、番組スタッフから「あんちゃんの曲は作らないんですか? 作るならPOPな感じ?」と質問された。これに対しaikoは「考えたことなかったですね。(作るとしたら)切ない歌になると思いますよ。私が作る好きな人の曲って、大体切なくなるんで」と語り、番組から「愛する人と言葉で触れ合うことの喜びと切なさを描いた曲」と紹介された「Loveletter」を歌い上げた。

 番組の最後には、aikoがデビューからの16年について「デビューしたころは、『30歳越えたら、aikoさんも結婚してまた違う曲ができるんじゃないですかね』ってインタビューの時にそういうお話をしていただいていて。でも気付いたら38歳になってて、『あっ』みたいな感じだったんですけど。でも恋愛の曲とか愛の歌も少しずつは変わってきてるんかなあと思いますけどね」と語り、5月28日にリリースした最新アルバム『泡のような愛だった』から、「明日の歌」を披露。切ない大人の歌詞を彼女独特のメロディーに乗せて歌い上げ、番組は終了した。

 aikoのデビュー当時の苦労や、地元・大阪に対する思いなどが明かされた今回の放送。次回6月28日は、絢香がNHK連続テレビ小説『花子とアン』のロケ現場を訪れた様子が放送される予定だ。

(文=向原康太)

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