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中村善郎

(ナカムラヨシロウ)

こんなに幸せな気分に浸らせてくれる音楽は久しぶり……。中村善郎は、98年『いつか君に』でメジャー・デビューした小野リサ以来の本格派ボサノヴァ・アーティストだ。
ヴェルベット・ヴォイスと評されるなめらかで抑制の効いた歌声は、幸福感/哀感を併せもち、やんわりと心に沁みむ。また、南米諸国を遊学した時期(76〜79年)に始めたアコースティック・ギターは、ブラジルをはじめ海外のアーティストから高い評価を獲得。——この二つを武器とする彼は、フランス音楽界の巨匠ピエール・バルーの「出会い」のなかで、「中村はジョアン・ジルベルトを彷彿させた……」とまで歌われた。
00年には『シンプレス』をリリース。「デサフィナード」「イパネマの娘」といった名曲を全編にちりばめて、軽やかなサウダージの風を吹かせている。ひとりの寂しさ/楽しさ両方を噛みしめることの出来る、すべての大人たちに聴いてもらいたい。

制作協力:
OKMusic

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