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Tommy Flanagan

(トミー・フラナガン)

“名脇役”なんて言われちゃって50年以上。15歳(1945年)でデビューしてから、ソニー・ロリンズ(ts)、マイルス・デイヴィス(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、J.J.ジョンソン(tb)、エラ・フィッツジェラルド(vo)といった超A級アーティストのバックを務めてきた。実のところ十分主役もはれるのに……。本人もサイド・メンが好きなのかしら? それにしても、それだけの大物に必ず声を掛けられるのは、よっぽど信頼があってのことだろう。
なんといってもタイム感が絶妙。共演する相手によってグイグイ前に推進したり、チョイと重たく後ろに引っ張ったり、ベッタリとタメを置いたり、シャープにザクザク邁進したり……と多種多様なのだが、彼のはどれをとっても至極“自然”。4分音符の感覚がメチャ気持ちいいのだ。コード・ワークも巧みで、柔らかく温かく、何かにドップリとつかる感覚……入ったことないけど“泥湯”につかる感じ(笑)——におちいる。その癒し感が大物の心を捉えて離さなかったのか?
リーダー作としては、57年に傑作として名高い『オーバーシーズ』を発表。78年にはスーパー・ジャズ・トリオを結成し、ジャズ界に君臨した。——01年、惜しまれつつ永眠。

制作協力:
OKMusic

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