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Joe Henderson

(ジョー・ヘンダーソン)

1937年、オハイオ州リマ生まれのテナー奏者。
ミシガン州南東部デトロイトで学び、軍隊での任務を終えた後1962年にニューヨークへ移住。当初、自らリードするセッションや、<ブルーノート>のレコーディング作品(ケニー・ドーハム:『ウナ・マサ』、リー・モーガン:『ザ・サイドワインダー』、アンドリュー・ヒル:『ブラック・ファイヤー』など)で名を挙げた。
60年代後半に、傑作アルバムと名高い『ソング・フォー・マイ・ファザー』でホレス・シルヴァーと共演した後、フレディ・ハバードと共にジャズ・コミュニケーターズを率いる。その後、ハービー・ハンコックのsextetに参加。さらに70年代にはブラッド,スウェット&ティアーズとも短期間共演するなど、コラボレイト作品は数多い。70年代初めからいくつかの自身のバンドでリーダーとしても活躍し、<マイルストーン>で数枚の作品を発表した後、カリフォルニアに移住、教職にも関わるようになった。80年代に入ると女性から成るカルテット(シンディ・ブラックマン/drを含む)を結成し、<Italian Red Label>でレコーディングも実現している。
85年にはロン・カーターとアル・フォスターと共にヴィレッジ・ファンガードでライヴ・レコーディングした2枚組アルバム『ザ・ステイト・オブ・テナー』が大喝采を浴びることに——。この作品は、「<ブルーノート>にとっても最高傑作に入る」と設立者の一人であるアルフレッド・ライオンも大絶賛したほどである。その後、ビリー・ストレイホーンの『ラッシュ・ライフ』やマイルス・デイヴィスの『So Near So Far』などでも高い評価をうけ、90年代は批評家の間でブームを巻き起こすほどであった。
ジョー・ヘンダ−ソンは主にジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズに大きな影響を受けているが、後に精巧なメロディと説得力のある音色が絡みあう、実にモダンなスタイルを確立することに成功している。

制作協力:
OKMusic

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