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38 Specialの情報

(サーティーエイト・スペシャル)

長髪に髭、ウエスタン・ハットにベルボトム——男臭さが匂ってきそうなルックスだが、繰り出すナンバーは爽快な産業ロック。そんなギャップがたまらないのだ。
レイナード・スキナードのリーダー、ロニー・ヴァン・ザント(悲劇的な飛行機事故により死亡)を兄にもつ、ドニー・ヴァン・ザントを中心に結成された38スペシャルは、ある意味レイナード・スキナードの正統な後継者である。初期こそ豪快無比なブギーを演奏していたが、時代の流れと共に泥臭さを捨て、ポップ色を強めていく。5thアルバム『スペシャル・フォーシズ』(82年)では、完璧なプロダクションが施されたハード・ポップを呈示し、大ヒットさせている。その後もポップ路線をひた走り、ジャーニー、フォリナーなどと並び、80年代を代表する産業ロック・バンドとなったのだ。
しかし、彼らはサザン魂を捨てたわけではない。ライヴでは、3ギター、ツイン・ドラムというサザン・ロック特有のバンド編成を活かし、長いインプロヴィゼーションを織り交ぜたハードな演奏を展開した。つまりアルバムではよりポップに、コンサートではよりハードに、という"サウンドの使い分け"が彼らの魅力でもあり、成功の秘訣と言えるだろう。

制作協力:
OKMusic

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