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レギュラー番組で「2期生育成」にシフト 乃木坂46のメディア戦略を読む

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 乃木坂46の冠番組のひとつ『NOGIBINGO!2』(フジテレビ系)が、2期生を育成する番組となりつつあるようだ。

 2月22日(土)放送分の『NOGIBINGO!2』では、「2期生が1期生と仲良くなろうプロジェクト(完結編)」が放送された。後輩である2期生の打ち合わせ部屋に隠しカメラを設置し、その模様を撮影したところ、「1期生は近づきにくい」という発言があったため、1期生メンバーと2期生メンバーの親睦を計ろうと、同企画が行われた。

 乃木坂46よりも公式ライバルとされるAKB48の方が、グループとしての活動年数が長い分、風通しの良い環境を作れているのかもしれない。AKB48は現在、研究生を含めて15期生まで存在するのに対して、乃木坂46は昨年5月に2期生が入ってきたばかり。乃木坂46のメンバーは、まだ先輩、後輩といった関係に慣れていないため、どうしてもその関係性に緊張感が漂い、2期生が前に出てきにくい状況なのだろう。フロントメンバーがある程度世間に認知され始めた乃木坂46が、次世代を担うメンバーを育成するうえでも、同番組で2期生にスポットを当てることには意義があると言えそうだ。

 AKB48が持っている冠番組に関しては、『AKBINGO!』や『有吉AKB共和国』は、チーム4のメンバーを起用することが目立つなど、すでに次世代のための番組になりつつある。いっぽう乃木坂46の冠番組である『NOGIBINGO!2』と『乃木坂ってどこ?』は、最近まで福神メンバーを中心とした1期生の活躍が続いている状況だった。

 『乃木坂ってどこ?』は、選抜メンバー発表の場に使われることが多く、司会にもバナナマンを起用するなど、グループ全体のストーリーを作るための、メインの番組として成り立っている。それに対し、『NOGIBINGO!』は、イジリー岡田が司会を務めており、体当たりバラエティー的な側面があるため、個人にスポットを当ててキャラを引き出すにはもってこいの番組だ。乃木坂46は劇場がない分、メンバーの「キャラ付け」はテレビの舞台にかかっている。ここで当面、2期生たちを育成して行くのだろう。

 今回の放送では、伊藤かりんが松村沙友理に対して「前髪の触覚を引っ張る」などのミッションをこなし、北野日奈子は白石麻衣に「飲み物を進めるが断られる」という恥ずかしい一面を見せた。堀未央奈は永島聖羅に対して、「キスをする」というミッションが与えられるものの、堀の目が緊張のあまり泳ぎまくる一幕も。そこでイジリーから、次のミッションとして「永島さん、オナラしました?」と質問するというお題が与えられた。これに対し、堀は緊張しつつも永島に思い切って質問。それまで2人の間にあった緊張感が一気に解けた。このように、各2期生メンバーが、1期生と交流をし、親睦を深めた。前回のシングル『バレッタ』で研究生から抜擢されてセンターを務め上げた、2期生のエースである堀に改めてスポットを当てつつ、他メンバーの個性も際立つ回となった。

 次回の放送は3月1日(土)。「スキー場でチーム対抗戦」と題し、体を張った様々なゲームが行われる予定。2期生がどんなキャラクターを見せてくれるのか、改めて期待したい。
(文=中村拓海)

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