連載:カップルYouTubeクリエイターと○○(最終回)
ともかほちゃんねる流“倦怠期の乗り越え方” 大事なのは「ひとりの時間」と「二人の時間」
会話の量で見極める“夫婦円満の秘訣”
かほ:今回、倦怠期だということを動画にしてアップしたことで、たくさんのコメントをいただきました。「私も同じです」と言ってもらえると、やっぱりみんなそうなんだって安心するし、どうやって解決しているかも教えてもらえます。「二人の動画がきっかけで旦那さんとしゃべれました」みたいなコメントをもらうと、自分たちが役に立ったんだなと思えてうれしいし、すごくいいなと思いました。
ともや:「倦怠期乗り越えたら、やっぱり結婚って良いなって思えました」という動画では、二人で料理をしているんです。昔からよく二人で料理はするのですが、企画っぽく珍しい料理や手の込んだ料理をすることで、僕たちのテンションも上がって会話も弾むんですよ。そうやって、自然に倦怠期を乗り越えようという努力をしている気がします。倦怠期まではいかなくても、“今日は会話が少なかったな”と思う日は、夜散歩に行ったりとか。
かほ:散歩はともやから誘ってくれることが多いんですが、そうやって連れ出してくれるのはうれしいですね。とくに、“今日は何もできていないな。寝る前に後悔しそうだな”と思っているときに誘ってくれるとありがたいなと思います。家では話してなくても、外に出ると一気に話せたりするので、意識して外に出るようにしていますね。
ともや:かほは、その時々の感情をストレートに伝えてくれるのでわかりやすいんです。カップルって、気づかないうちに仲が悪くなっていたりすることもあると思うので、「今日、あんまり会話してないね」みたいなことも、深刻な感じじゃなく普通に伝えてくれるのは助かります。
かほ:仲のいい時期とそうじゃない時期は、会話の量ですぐにわかります。とくに私は、普段いっぱいしゃべっているぶん、しゃべらないときとの差が激しいと思います。
ともや:やっぱり倦怠期に限らず、お互いに思っていることを溜め込まずに伝えることが大事ですよね。視聴者さんからのコメントを見て、重い雰囲気のなかで話し合いをするカップルが多いのかなと感じました。そうではなく、あくまでも日常会話の延長でおしゃべりをする、というスタンスがいいと思います。
かほ:相手が言いたいことを溜めてそうだなってことに気づいたら、自分がいまどういう気持ちかを伝えたうえで、「あなたはどう思ってる?」と聞けば、相手の気持ちを引き出せるのかなって思います。どちらかというと私は言いたくても言えないということはなく、伝え方がヘタでケンカになることが多いので。言い方に気をつける努力も必要ですよね。
ともかほちゃんねると二人の未来
ともや:僕たちがYouTubeを始めたのは、二人で楽しく過ごせたらいいなっていうのが大きな理由なんです。なので、そこはブレずにこれからもずっと楽しくやっていきたいという気持ちが一番大きいですね。
かほ:楽しくやっているなかで、仲のいいときと悪いときの波があったりとか、悩みがあったりとか、今後もいろいろなことがあると思います。でも、いまと変わらずそれをYouTubeで発信して、視聴者のみんなと話しながら活動を続けていけたらいいなと思います。
ともや:来年以降はイベントも数か月に1回ぐらいのペースでやっていきたいと思っています。といっても、みんなと交流できるように小規模な会場で実施するのが僕たちの理想ですね。
かほ:以前、「この動画を30年後とかに見返すのかな」と言ったんですけど、それは結婚したことでこれから先もともやと一緒にいる未来が、具体的に想像できるようになったからなんです。30年後というと二人とも60歳手前なんですけど、いままでYouTubeの撮影で行った場所に、その年齢でまた行ってみたいですね。
ともや:30年後、かほと一緒に縁側でお茶を飲みながら、いまの自分たちの動画を見て「このとき、こんなことに悩んでいたんだな」とか「そういえば、こんなところへ行ったよね」とか笑い合えていたらいいなと思います。
■イベント詳細
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▼チケット
https://t.livepocket.jp/e/tokariidenim
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