「明日死んだら後悔するものは……」 神堂きょうかが会社を辞め、TikTokフォロワー140万人越えのクリエイターになるまで

神堂きょうかが人気配信者になるまで

 TikTokのフォロワーは140万人越え。SNSを中心に人気を集める神堂きょうかは、いま最も勢いのあるクリエイターの1人だ。8月には、オリジナルブランド「unz.style(アンズスタイル)」を立ち上げ、バラエティ番組やドラマなどテレビの世界にも進出中。そんな彼女が、芸能の道を目指すまでの日々、そしてこれからの夢を語ってもらった。

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芸能界に興味を持ったきっかけは『金八先生』 「漠然と『出たい!』って」

――まずは、TikTokを始めるまでのキャリアについて聞いていきます。神堂さんは女優を目指して芸能活動をはじめたとのことですが、芸能界に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

神堂きょうか(以下、神堂):一番最初は、中学生のときに『3年B組金八先生』(TBS系)を観て、漠然と「出たい!」って。でも、わたし、宮城のど田舎出身で……。芸能といえば東京というイメージがあるので、現実味がなくて。ただ出たいという気持ちだけで終わっちゃいました。

――そこから、本気で芸能界を目指すことになったのは少し後なんですか?

神堂:大学になって一回事務所に応募したことがあったんですよ。面接に来てくださいと通知が来たんですけど、その頃は部活もやっていたし、東京だから行けなくて。そこで、2度目の諦めが入ったんです。でも、社会人になって大阪に住むようになって。テレビに出ているお笑い芸人さんが目の前でチケット売りをしている環境になったんですね。それを見て、「あ、こういう感じなのか」と。芸能との距離が近く感じて、挑戦してみようと思いました。

――そうだったんですね。ちなみに、憧れていた東京ではなく大阪を選んだ理由は?

神堂:宮城で一度就職しているんです。大学で野球部のマネージャーをしていたので、野球の仕事に携わりたくて。でも、野球メーカーさんへの就職が白紙になってしまい、通っていた大学に勤めることになったんです。そこから1年ぐらい経った時に、「大阪の野球メーカーで空きが出たからどうだ?」と言われて。「行きます!」と。

明日死んだら……と考えたときに、見えた道

――就職して都会に出たい、というよりも、野球メーカーに入るために大阪に引っ越したんですね。

神堂:そうですね。ずっと部活をしていて、“大会で優勝する”という目の前の夢しかなくて、将来がうやむやだったんです。野球のマネージャーとしてやってきたから、野球に携わりたい! と単純な考えで、引っ越して。でも、やってみたらちょっと違うな? と思っちゃって(笑)。その時に「明日死んだらやっておけばよかったって後悔するものはなんだろう?」と考えたときに、芸能活動だなと思って、意を決して応募しました。

――そこで実際に事務所に応募をされたんですね。当初は、やはり演技の仕事をしたいと思われていたんですか。

神堂:はい。でも最初は、エキストラばかりで。1回演技レッスンをやってみたら、自分でも分かるくらいに酷かったんです。ダメだ、役者の道は諦めた方がいい。タレントの方がいいと思ったんですけど、数日経ったら悔しくなっちゃって。できなければ、できるようにすればいいじゃんか! と。でも、事務所的にはタレント路線に進んでほしいということで、不一致が起きてしまったんですよね。結局、その1年後に事務所を辞めて、上京して。自分の好きなことをしよう! と思い、再び役者業を目指し始めました。

――そのなかで、Pocochaなどの配信ツールやSNSを活用するようになったと。人生が変わったなと実感したタイミングなどはありますか?

神堂:1つ目の分岐点は、配信を始めたことですかね。当時は、まだ前の事務所にいて。収入の面で、アルバイト1本でやっていくのは厳しかったので、どうしよう……と思ったときに、配信をやることになって。続けていくうちに、働いていたときの給料分くらい稼げるようになり。それで仕事を辞めて、配信+芸能のお仕事で食べていけるようになったんです。配信を始めたことで、芸能の道に力を注げることになったのが大きいです。

――配信を始めてから軌道に乗るまで、どのような工夫をして技を磨いていったのでしょう。

神堂:当時から、沈黙は絶対に作らないというルールを作っています。配信ってよくあるんですよ。コメントが来るまで、待つみたいな。ラジオだと、5秒沈黙が続けば放送事故って言われたりしますよね。そういう現場に行ったときに、きちんとできるように勉強しようと思って。そのスタイルは、今も続けています。

――なるほど。方言やシュールな世界観など、神堂さんの武器はさまざまありますが、強みを確立できたなと思ったタイミングはありますか?

神堂:TikTokは、最初は方言系で攻めたんですけど、それがウケなくなってきて。ネタ系に入ったんですよ。で、最近また喋るようになって(再生回数が)伸びたから……最近ですかね?

――YouTubeなど長い動画では、方言を使われていることが多いイメージがあったので、実際にお会いしてみて印象が変わりました。

神堂:相手に合わせてしまうんですよ……(笑)。方言はユルさがあるので、失礼になるかな? と思ってしまうのと、敬語だとあまり出ないっていうのと。

――そうだったんですね。方言で話されている動画は、ほっこりする安心感のようなものがあります。

神堂:嬉しいです!ありがとうございます。

InstagramからTikTok、YouTubeまで……SNSの活用法

――さまざまなSNSを使用されていると思うのですが、使い分けのルールなどはあるんですか?

神堂:一応、なんとなくですが……。Instagramでは、ギャップを作りたいので、オシャレな洋服だったりとか、ほかでは見られない表情を見せたいなと思っています。YouTubeとTikTokは、親近感を大切にしています。YouTubeの方が、素の私が見られるかもしれません。あ、Pocochaに関しては本当に素です!

――神堂さんのファンの方々は、それぞれのグラデーションを楽しんでいる方が多い印象です。最近、YouTubeの登録者数が26万人を突破されていましたが、ご自身のなかで視聴者の幅が広がっている感覚はありますか。

神堂:それは、すごく感じます。最初は年齢層が高かったんですけど、今では20代の方や、女性が増えてきたりとか。あと、ネタ動画を出していた時は、私のコンテンツが好きと言う方が多かったんですけど、喋るようになってからは、私自身に興味を持ってくれる人が増えてきて。

――ネタ系の動画の方が、下調べや編集など時間がかかるのかな? と言う印象があるのですが、喋る系の動画を増やすようになってからはどうですか?

神堂:モノにはよるんですけど、今の方がカロリーは低いですね。食べてるカロリーは高いんですけど……(笑)。

――その分、気軽に配信できるようになったというのも?

神堂:あります! いつも、何も考えないでスタートしています。ネタ動画は、ネタ帳に書いて、台詞考えて……ってすごく時間がかかるので。自分的には、ネタ動画の方が見返して笑ってしまうことが多いんですけどね。でも、喋っている動画の方がいいね数がもらえるので、それが答えなのかな? と。

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