自宅で盛り上がれる『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』は、スピード感あふれるターゲティングゲームだ

『マリオ ファイアボールスタジアム』体験してみた

 コロナ禍で従来のように外で遊びづらい状況下で、自宅でいかに楽しい時間を過ごすかが大きな課題となっている。ゲームや読書など自宅での過ごし方は様々だが、特に子どもがいる家庭では、おもちゃを取り入れているところも多いだろう。より家庭での時間を充実させられるよう、今回は、自宅で盛り上がれるターゲティングゲーム『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』の魅力を紹介する。

『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』の概要

 『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』は、2020年10月にエポック社が発売したターゲティングゲーム。手元のフリッパーを押して「ファイアボール」を弾き、本体中央にあるターゲットに当てて回転させることで、クッパタワーに近づいていくようになっている。先にターゲットをクッパタワーに移動させ、クッパを倒した方が勝ちになるというゲームだ。

 一見、エアホッケーのように、ディスクを相手のゴールに入れれば勝ちになるゲームに見えるかもしれない。しかし、このゲームでは、狙ったターゲットに向かって正確にファイアボールを飛ばさなければならなかったり、相手のターゲットが移動するのを阻止しつつ自分のターゲットを進めたりしなければならいため、技術や戦略が重要になるという特徴がある。今まで体験したことのないタイプのボードゲームであることから、きっと親子で夢中になるだろう。

『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』の気になる中身とは?

 箱の中には、本体やシール、ファイアマリオ・ルイージ人形や周辺部品が入っている。シールを貼る位置や向きが決まっているため慎重に作業しなければならないが、他の部品の取り付けであれば幼児でも可能だ。

 ちなみに、ファイアマリオ・ルイージ人形は「リンクシステム人形」となっており、対応している別売のおもちゃに活用することができる。もちろん、他のリンクシステム対応のおもちゃに付属している人形を『スーパーマリオ ファイアボールスタジアム』で使うこともできるので、様々なキャラクターを参加させればゲームがさらに盛り上がるだろう。

 こちらがスタジアムの完成形だ。キャラクターが2体しかいないところに少々物足りなさを感じるが、フェンスやタワーなどで立体感が出ていることや、見たことのないターゲットが待ち構えていることから、子どもの興味を大いに惹きつけてくれる。

 プレイヤーの視点でスタジアムを見てみると、クッパの存在感・威圧感をひしひしと感じる。自分のキャラクターに対応したターゲットにファイアボールを当てて回し、先にクッパを相手の方に倒した方が勝者だ。大きなクッパが倒れたときは、親子で大いに盛り上がるだろう。

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