2020.12.17 14:00

『水溜りボンドのANN0』第36回おさらい　“YouTube界のファミマ”はフワちゃん＆ヒカキン？

文＝こたにな々

YouTuber界の“ファミマ”は誰だ!?

　前述のTwitter Japanのランキングでは「もっとも話題になったブランドアカウント」も発表されており、数々の企業アカウントの中で1位に輝いたのは『ファミリーマート』となった。リツイートやフォローをするとファミチキが抽選でプレゼントされるなどのキャンペーンを定期的に行っていたことが大きそうだが、その流れから「YouTube界の今年のファミマは誰だった？」という話題に。

　「フワちゃんじゃない？」「TVに出て、よりYouTubeで人気が出た。このパターンは初めてじゃない？」と、同じYouTuberとして考察する二人。YouTubeを主戦場に定期的に動画を上げ、そこで人気が出てからTVに出演するという一般的な流れではなく、YouTuberという肩書きを持ちながらTVを主軸に活動する珍しいスタイルだ。しかし、フワちゃんは一般的なタレントともまた違い、TV出演時に自撮り棒を持参し配信しながら動画も展開するという、紛れもないYouTuberとしての在り方で、どちらの業界から見ても唯一無二の存在であると、二人は分析。「俺らがあれで出て行ったらスベるもんね」とフワちゃんの凄さを語り、今年の新語・流行語大賞のトップテン入りも合わせて、YouTuberという職業への貢献を感謝していた。

　次に「生粋のYouTuberで言ったら誰だろう？」ということで、大先輩でありトップYouTuberのHIKAKINを指名。YouTube黎明期からYouTuberとして第一線で長く活動しており、チャンネル登録者数や総再生回数の記録も確立させた上で、お茶の間に“YouTuber”という存在を広く認知させたレジェンドだ。「HIKAKINさんは今年もファミマだった」という永遠のブランド力に異議なしの二人だった。

　続いて「じゃあ老舗じゃないところでいったら？」といったフリには、二人ともが後輩YouTuberであるパパラピーズを指名。2年前からYouTubeで活動を始め、今年の6月には登録者数100万人を達成している今勢いのある二人組YouTuberだ。「めちゃくちゃ特徴的な男女コンビ」として、女性であるタナカガはファッショナブルで若い女の子たちのカリスマ的存在であり、関西弁でツッコミのキレも良いと評価。そして相方のじんじんは150キロの大きな体を武器に、とにかく面白いと絶賛。「カップルチャンネルじゃなくて男女で勢いがあるコンビはなかなかいないんじゃない？」と褒めるも、最後には「はい！　だから同じ二人組としては嫌です！　ファミマではございませんでしたー！」と突如危機感を感じて、広げた風呂敷を急に畳み始める二人。

　最後に「水溜りボンドは今年どうだった？」「今年、俺らでバズったのは何があった？」と振り返り、やはり6年間に渡る毎日投稿の終了を宣言した『ハッピー毎日投稿終了前ソング』であるとし、あらためて、多くの協力者やリスナーに感謝の言葉を送った。次回はそのMVに深く関わりのあるヤバイTシャツ屋さんの3人がゲスト出演するので、リスナーは今年最後の放送でMV秘話が聞けることを楽しみにしていよう。