SixTONES、YouTubeチャンネル100万人登録達成で振り返る6人の絆 “台本なしのサクセスストーリー”続く

 ジャニーズの6人組人気グループSixTONESが、YouTubeオフィシャルチャンネルの登録者数が100万人を突破した。これを記念して、12月8日23:00より『SixTONES - 緊急ライブ配信 - 6人で語ります!』を実施。およそ20万人のファンが見つめる中でYouTubeより届いたゴールドボタンの開封を行なった。

SixTONES - 緊急ライブ配信 - 6人で語ります!

 長年、Webへの進出に慎重な姿勢を取ってきたジャニーズにとって、大きな一歩と言えるのが2018年3月の『ジャニーズJr.チャンネル』開設だった。その中心メンバーとしてSixTONESはYouTubeデビューを果たす。

 今、改めて彼らが最初にYouTubeに登場した動画『SixTONES 3月21日オープンに向けて心境は…?』を見てみるとまだまだ不慣れな様子にくすぐったい気持ちになる。それでも、歯切れよく場を仕切っていく田中樹に、「ウキウキです!」と隙きあらばボケようとするジェシー、そして「今のはカットです」とすかさず拾っていく森本慎太郎の丁寧なコミュニケーションは変わっていないことに気づく。

 続けて、YouTubeでどんなことをやっていきたいかを話し合った『半年ぶりの食事会&企画会議』でも、すでに6人のみでコンテンツが成り立っているのがわかる。「字がうまいんだから」と京本大我が書記を務めるも、「ピザブドウ」「月バナナ」とオリジナルキャラクターを描いてニコニコしていたり、「6人で旅行がしたい」「1週間くらい行こう」と悪ノリで盛り上がる声に「絶対イヤだ」と冷静にツッコミを入れていく松村北斗と髙地優吾。

 もちろんスタッフやゲストが入ることで盛り上がる動画もあるが、基本的にはSixTONESは6人でいることが最強だった。真面目な話をしても良きタイミングでボケが入る。ぼそっとつぶやいた言葉も、しっかり聞いて拾ってくれる。話がどんどん膨らんでいけば、頃合いを見てツッコミが入る。一朝一夕では育むことができない仲間内の空気感こそが、SixTONESの最大の魅力。ありのままが伝わるYouTube動画との相性が良くないわけがない。

 加えて、2018年10月にYouTubeが世界各地で展開する「YouTube アーティストプロモ」キャンペーンに抜擢されたことも追い風となった。「ジャニーズをデジタルに放つ新世代。」というキャッチコピーと共に東京・品川駅構内に巨大なビジュアルポスターが並び、11月に滝沢秀明プロデュース『JAPONICA STYLE』のMVを公開。ジャニーズJr.チャンネル初の公開ライブ配信に加えて、12月には幕張メッセで『YouTube FanFest Music』に出演するなど、一気に知名度を上げ、デビューまでの階段を駆け上っていった。

 『SixTONES - 緊急ライブ配信 - 6人で語ります!』でも、「SixTONESって何を介して世に認知してもらったかって、やっぱりYouTubeの力がデカかった」と口を揃える6人。たしかに、YouTubeをきっかけに彼らが見つかることはもちろんだが、そこから過去の動画を見返して、より深く知ることができるのもYouTubeの強みだ。

 6人で出かけるドライブ動画や旅行動画は、見ているうちにその仲間内の1人になったような親近感が湧いてくる。継続して見ていると、“うちのSixTONESが“という身内のような気持ちになってくるからYouTubeは不思議だ。そんな気分が高まったころに、本領発揮と言わんばかりにとびっきりのMVを見せつけられては、視聴者自ら広報担当として拡散せずにはいられなくなる。

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