SixTONESのYouTube企画「優しい運動会」が広げる笑顔の輪 全力で楽しむメンバーの姿勢に拍手を

 新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活がガラリと変わった。長期化する外出自粛にストレスが蓄積してくるころだが、そんな今こそ人に優しくありたいもの。そこであなたにぜひ見て笑っていただきたいのが、SixTONESがYouTubeにアップした動画『優しい運動会』(前後編)だ。

SixTONES - Heartwarming Sports Day「優しい運動会」〜1/2〜

 「優しい運動会」とは、全ての競技が優しくなっている運動会のこと。「綱引き」は「糸引き」に、「騎馬戦」は帽子や鉢巻を奪い合うのではなく頭をポンポンと撫でる……といった具合だ。動画はまず、6人が優しい競技を考案するところからスタート。

 すると京本大我が長い棒を持って三角コーンを回る「台風の目」を「台風の目ヤニ」にしたいと切り出す。「大きいから怖いじゃないですか。目ヤニくらいだったら優しいんじゃない?」と立ち上がり、嬉々として説明するのだが、全員の頭の上に「?」が浮かぶ。

 だが、ここは「優しい運動会」会議の場。“ちょっとよくわからない“という発言に対しても優しいモードで進んでいく。重ねてジェシーも「“競歩“より“歩歩(ほほ)“のほうが優しくない? “騎馬戦“も”きはせん“に」と自由な発想でアイデアを出していく。「いいじゃん、いいじゃん」「優しくね」と勝敗を競い合う場で、どれだけ「優しい」気持ちでいられるかを真剣に考える彼ら。そんな場が日常にあっても悪くない、と思わせてくれる光景だ。
いざ、白組(京本、田中樹、髙地優吾)、紅組(ジェシー、松村北斗、森本慎太郎)に分かれて開幕。第1種目は彼らの持ち歌「NEW WORLD」が流れている間は可愛く踊り、止まったら優しく玉入れをするという「NEW WORLD玉入れ」だ。

 さっそく音楽が流れると、腰に手を当ておしりをフリフリ。そして、曲が止まると「やさしっく!」「は〜い!」「オレンジ♪」「ブルーだよ☆」と、なぜかジェンダーレスな口調になる一同。だが、繰り返すほどに徐々に彼らの負けず嫌いが表面化してくる。残り少ないボールをめがけて熾烈な争奪戦が繰り広げられるのだが、口調は相変わらず「頑張って〜」「は〜い!」なのが、笑いを誘う。勝負の行方はぜひ動画でチェックしてほしい。

 続く第2種目は、馬の上に乗った人が相手の頭をポンポンしたほうが勝ちの「騎馬ポン」。騎馬“戦”ではなく“ポン“と種目名から「優しい」を実現していく。組む馬の形も自由なので、うっかり馬が崩れて自滅したり、驚くほど高低差が生まれたりと、予測不能の事態に。また多くのファンが沸いたのが、かつて“不仲“であることを明かした京本と松村が馬の上に乗っていること。最近では、この2人の関係性が温まっていることを感じさせるシーンが多く見られ、その絶妙な距離感がこの「騎馬ポン」をさらに熱くさせる。

 「騎馬ポン」が予想以上に白熱したため、ここで一旦休憩……と思いきや、「イヤ〜〜〜!」と6人がメンバーカラーのポンポンを持って飛び出してくる。そのまま第3種目「ポンポンTelephone」へ。まるで普段はクールなのに、いざ体育祭や文化祭となったら真剣にハメを外して大ハシャぎするクラスの強面男子たちのよう。可笑しいやら憧れるやらで、感情が迷子になる。こちらの演目は、ノーカット版の動画もあるので、ぜひ通常の『Telephone(Dance Practice)』とも見比べて楽しんでほしい。

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