まるで“キス我慢選手権” 格闘家が初代クイーンの猛攻に「負けました」『ラブパワーキングダム2』4話

『ラブパワーキングダム2』4話

『ラブパワーキングダム2』4話より

 目指すは、“モテ”の頂点ーー日本で爆モテ人生を謳歌する恋愛強者たちが、恋の駆け引きで王座を決める『ラブパワーキングダム2』(ABEMA)。

 シーズン2の舞台は、地中海の宝石ことマルタ共和国。都度開催の“モテVOTE”で上位ランカーを狙い、最終的に男女それぞれでキング/クイーンの座を勝ち取っていくのが、このバトルリアリティショーだ。

 以下より、3月4日公開の4話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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暫定キング&クイーン、特別なデートに誘う相手は? “恋する格闘家”の長い1日の始まり

 2nd モテVOTEから一夜が明けた4日目。新たに入れ替わった暫定キング/クイーンにご褒美が与えられた。その内容は、気になる相手を指名して、特別なデートに繰り出せるというもの。もしライバルがいれば、リードを取る上でこれ以上ない機会。一方、それ以外の異性には「あの子が本命なのかも?」と誤解を生む可能性もあるという、なんとも諸刃の剣な特権である。

 ここでは、キングのたいじゅ(白鳥大珠)がもえ(川瀬もえ)、クイーンのかの(高橋かの)がユウキ(田中ゆうき)をそれぞれ指名。たいじゅは“新たな獲物”を狙い、かのはこれまで仲を深めた相手と堅実に2人の時間を過ごす。後々のケーススタディをするうえで、こうした意思決定の分岐は大変ありがたい。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 街を散策し、記念撮影のときにほっぺたにキスし……と、なんともヘルシーなデート模様を見せてくれたユウキ×かのに対してーーたいじゅ×もえは、登場シーンからそもそもおかしい。スパのような空間で、ワインを飲みながら初手からバスローブである。水あるところに、たいじゅあり。“スパ”ということで、水特性を持つたいじゅがまたしても元気になってしまうのかと思われたが、今回の主役は彼ではなく、もえの方。というのも、ここからたいじゅを待ち受けていたのは、まさにあの“キス我慢選手権”。キスをしないのが困難なほど、すべてが“セッティング”され尽くされた苦難の連続だったからだ。

 開始早々、まだなにも始まっていないにもかかわらず、「私はいま、本当にたいじゅくんのことがいいなって」「でも、言葉で言うだけじゃわからない。見せて?」と、もえがエンジン全開。この“見せて”の合図は、前回脱落したたいせい(陸大成)がしていたのと同じ手口だが、自分から攻めるのではなく、相手に“来させる”というレベルの高い戦術。正直、ここ数回のオンエアは“なり”を潜めていたかのように思えるもえ。やはり、とんでもない女子だった。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 一方、“恋する格闘家”こと、たいじゅ。自分でもえを指名しておきながら、あまりにもたじたじすぎる。無理もない。彼には現状、“本命女子”といえるまりや(永尾まりや)がおり、彼女の顔が現在進行形でちらちらと浮かんでいるに違いない。「いまは、まりやの男と認識されるのは早い」という理由で新たな狩りを始めたはいいものの、もえを選んだのはまさにミイラ取りがミイラに。自身が“オトす”はずが、知らぬ間にオトされる側になっていたわけである。

たいじゅ、もえの猛攻で“キス我慢選手権”に突入 ワイン風呂、泥パックの接近戦に

 とはいえ、ここはかろうじてほっぺたにキスをすることでごまかすことに成功した、たいじゅ。「なんとかかわした」というのが本音だろうが、スパの奥に歩を進めて待っていたのはーー紫色に染まったワイン風呂。しかも、たいじゅ好みの水着を着てきたという、もえまでセットだ。うれしいのか、うれしくないのか。

 ほどよい大きさのバスタブのなか、片手にワイングラス、片手にもえの体をバックハグ状態で抱きながら、たいじゅはキス我慢を耐え切れるのか? この絵面、シーズン1で後に結ばれたいっせい(森長一誠)× みほ(宮崎美穂)の薔薇風呂が頭をよぎったものの、前回はそれもバトル終盤だった。今回はまだオンエア4話。しかも放送時間にして開始15分程度。とんでもないエンジンの掛かりようである。

 もちろん、もえの猛攻は続く。「正直、私はたいじゅくんが好き。ウソだと思う?」に始まり、まりやからたいじゅを引き剥がそうとしてくる彼女。クリンチばりの接近戦。たいじゅ、お前のガードはそんなもんなのか? 美女の前では無力なのか? なにより、お前にはまりやがいるはず……と強く念じるも虚しく、もえの濃厚な鼻キスから、唇のキスを6回。最初5回はもえから(最初の後に「5回」とつくのも回数が多すぎるけれども)。オンエアを観て気づいた読者もいるかもしれないが、最後の1回はたいじゅからだった。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 恐ろしいことに、このワイン風呂に止まらず、たいじゅを最後に待ち受けていた宿敵がーーもえの胸元すれすれに触れる、泥パック。もちろん塗るのはたいじゅ自身だし、塗ったからには洗い流すのも必要。ふたりきりでのシャワータイムだ。もえの誘いを引用しておくと「ずっと冷静なの? 来て?」と、もはや“水辺のたいじゅ”というより、“水回りのたいじゅ”となってしまった彼。水滴がついた狭いシャワールームの曇りガラス越しに、ふたりのキスがしばらく続く。あの、ABEMAさんのコンプライアンスよ……。

 「いや〜、もう、まいったなって感じですね。完全に今日は負けました」。シャワー上がりのたいじゅが、どこかスッキリした顔で力なく漏らしたのはそんな言葉だった。当初こそ、自身が格闘家でもえがラウンドガールという、ある種、出張先での職場内恋愛に近い感覚に抵抗感があったと語っていたのはどこへやら。しかしながら、たいじゅの長い1日はまだ終わらない。

もえ、たかし&こうたを次々とトリコに たいじゅとのキスを隠し「目移りしてない?」

 帰って早々にすべきは、まりやのフォローである。たいじゅにとって予想外だったのは、彼の生存戦略の意図がまったく汲み取られておらず、賢い子なはずのまりやの心が離れ始めていたこと。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 たしかに、たいじゅははもえの猛攻をなんとかかわそうとしていたし、極力、被害を減らそうと尽力もしていた(それでも最後には屈していたが)。が、たいじゅの「ゲームに参加していない感じが好き(だった)」だと言われてしまうと、「生き残るため」という言い訳も、本当に言い訳じみてしまうし、逃げ道がない。おまけに、まりや&もえは“ツーカーの仲”というだけに、キスの件もそのうちバレてしまったり? そんなまりやの心を、なぜか常に余裕がある男=ゆうと(奥雄人)が掬い上げ……。もえ同様、今回の主役的立ち位置が徐々に入れ替わってきた。

 たいじゅは続けてせいな(聖菜)と2ショットタイムを過ごすも、こちらも結果振るわず。せいなは2nd モテVOTEにてたいじゅに本命票を入れながらも、彼が一向に振り向かず、おまけに特別デートにもえを誘ったのが「大BAD」だったとのことだ。たいじゅは「もうやだ……疲れた、本当に……」と漏らすが、とはいえここ数日、元AKB48にラウンドガールにと、美女とのキスを重ねに重ねているだけに、たいせい同様ここで脱落したとて、不思議とかわいそうに思えないのはどうしてだろうか。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 そんな彼とは対照的に、先ほど浴びたシャワーからまさに水を得た魚のようにのびのびと動き回っていたのが、もえ。まずは恒例となった、指名客ことたかし(坂口隆志)のために“お店”をオープンすると、彼の詮索をよそに「なにしてたの、私がいない間? 目移りしてない?」「私は(たいじゅと)デートしてる間、ずっとたかしくんの顔がよぎってた」と、たかしに対して嘘八百。えっ、キスしてるのに? さらに、彼のフォローを終えると「そろそろさ、戦いに行った方がいいんじゃない?」と、こちらはキスすら使わず、用事を済ませてあっさり放出する始末。 

 さらに、今度はこうた(岩城滉太)を部屋まで迎えに行くと「(2ショットに誘われるの)待ってたんですけど!」と、これまた完璧なムーブを見せていく。最後には、もえの心の綺麗さに、思わず泣き出してしまうこうたの姿が。前回脱落した今期の“顔さん”ことゆめ(林ゆめ)&はづき(木村葉月)に足りなかったのは、この機動力なのか。オセロだったら白から黒に塗り変わっていくように、男子たちをあっさりと転がしまくっていく。今回のオンエアで、同時並行でデートしていた“かの”の存在すら噛ませに思えてくるほど、このまま男子全員を全キルしていく勢い。これが、初代クイーンの持つ底力なのか。

『ラブパワーキングダム2』4話より

 そんなこうたが“今週の熱波タイム”として、イタリアのピザ生地ばりの動きでアロマ熱波を届けたのがオンエア中盤。あわせて、“今週のけいいちタイム”では、床のロウソクに火をともすDM(ドミトリーマスター)こと、けいいち先輩(長谷川惠一)の姿も5秒程度だけ映された。いまのところ誰からも恋愛相談をされていないけど、あの……本当に大丈夫ですか?

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