SixTONESとTravis JapanがYouTube見せた確かな友情 “やんちゃキャラ”と“優等生キャラ”の好相性を読む
人気ジャニーズグループのSixTONESとTravis Japanのコラボ動画第2弾『ダンスしりとり
』が、それぞれ『ジャニーズJr.チャンネル』(前編)、『SixTONES』の公式チャンネル(後編)でアップされた。
先週、『アラームゲーム対決』動画で、心理戦を繰り広げながら「実は同じオーディション出身」「実は一緒にランニングする仲」など、交友関係を明かした2グループ。今回は、ダンススキルに定評のあるTravis Japanに、SixTONESが「俺たち、踊りだっていけるんだぜ!」と真っ向勝負を申し込む。
『ダンスしりとり』のルールは簡単。リズムに合わせて順番にフリーのダンスを披露。前の人の動きを覚えながら、自分の振り付けを足して、長くつなげていく。もし前の人のダンスを忘れたり、間違えたり、あるいは自分の振り付けが浮かばず、リズムに乗り切れなかったときには脱落となる。罰ゲームには、激苦のアロエジュースが待っている。
そして13人のうち10人が脱落したら、ゲーム終了。残った3人のうち、割合が高かったグループの勝ちとなる。もちろん第1弾の動画からもおわかりのように、SixTONESとTravis Japanの対決は、勝敗を決めることにはほとんど意味がない。目的は、このメンバーで遊ぶということそのものなのだ。そして、その楽しむ姿から改めて2グループの魅力が鮮明に見えてきた。
全員が笑いに貪欲なSixTONES
SixTONESは、隙きあらば笑いを奪っていこうと、1人ひとりが前のめり。MCの田中樹が開会の挨拶を松村北斗に振ると、その後ろに森本慎太郎がぴたりとつく。そして、松村が「行きます……せーの」とキメようとした、その瞬間「(甲高い声で)レッツゴー!」と美味しい場面を奪っていく。振り返らずとも森本がやらかしたのを察した松村は、そのまま真顔で対抗。ふいに訪れた無言の時間にTravis Japanメンバーは吹き出してしまう。だが、SixTONESにとっては日常風景。京本大我はなぜか満足そうに拍手をし、ジェシーは前で髙地優吾は後ろでそれぞれ手を組んだまま微動だにせず。田中はすでに次の進行へと意識を集中させている様子だ。本筋が始まる前から、そんな様子のSixTONES。
いざ、『ダンスしりとりバトル』がスタートした後も、ただでは脱落していかない。オシャレ過ぎるジェシーは靴のヒモを丁寧にほどいてリズムに間に合わず脱落。そして森本は、威勢のいい声を出しながら「これ、右足下げてー?」と、急にリズムを無視したいつもどおりに振り覚えを始めるボケを我慢できず脱落。アロエジュースもジェシーの悪ノリに応えて、熱そうに飲んで見せるなど、一瞬も無駄にしないバラエティ魂を見せてくれる。さらに、ノリノリで登場した京本は、勢いよくダンスするのだが、ガッツリ前の振りを忘れるな天然っぷりで笑いを誘う。極めつけは、先ほど森本に見せ場を奪われた松村だ。クネクネと動きたらと思いきや「ああ~、あぁ~~」と突然何かに苦しみ出して、そのままOUTに。
あれよあれよと4人が脱落し、残るは田中と髙地のみ。すると、田中までも前の人の振りを忘れて脱落。するとアロエジュースには耐性がある田中のために、急遽スタッフがノニジュースが用意されるという嬉しくないサプライズで、大盛り上がり。あっという間に、髙地のみになってしまったSixTONES。もはや1人になってしまった時点で勝負ありなのだが、先述したようにこのバトルの目的はそこではない。このまま髙地1人でTravis Japanに挑み続けることに……。