Supreme 1号店の前でたむろするスケーターの姿も 『All the Streets Are Silent』予告編公開
10月21日公開のドキュメンタリー映画『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)…
強烈なカリスマ性を持つヒップホップ集団ウータン・クランは、93年にデビュー・アルバム『燃えよウータン』を引っ提げてシーンに切り込んだ。総指揮官であるRZAを筆頭にする総勢何十人もの戦闘員たち(コア・メンバーは9人)が、異様な迫力のあるラップを火花を散らすかのごとくハチャメチャにブチかましたのである。それだけでもリスナーを圧倒するに充分だが、さらに聴き手はサウンド・プロダクションの奇抜さにも度肝を抜かされた。カンフー映画『少林寺』をモティーフにするなにかを殴打するような擬音や、珍妙な声フレーズをサンプリングするという斬新なアイディアは、非常にセンセーショナルなものである。また、泥臭いソウル・ネタを巧みに調理した、かつ、怪奇な効果音などをふんだんに用いたオドロオドロしいトラック群は、“ホラーコア”という新たなジャンルまでもを生み出すことに。結果、多くのフォロワーが続々と登場。一大ムーヴメントを巻き起こした。
——その後、戦闘員たちは次々にソロ・アルバムを発表。もちろん本隊での動きも留まることはない(コア・メンバーのひとりオール・ダーティ・バスタードは04年に死んでしまったが)。また、それらのプロダクションのほとんどをRZAが手がけ、その種馬的絶倫プロデューサーっぷりを遺憾なく発揮している。
10月21日公開のドキュメンタリー映画『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)…
ドキュメンタリー映画『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケ…
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