ジョン・ライドン、“人生の醍醐味”を語る「俺は永遠に前しか見ないぜ」
Sex Pistols/PiL(Public Image Ltd.)のフロントマンであるジョニー・ロットンことジョン・ライドンに…
76年11月にデビュー、78年1月には解散という非常に短い活動の中で、彼らがロックンロールやポップ・カルチャー全般に与えた影響は計り知れない。
今ではすっかり伝説と化したデビューのきっかけをふりかえる。後にセックス・ピストルズのマネージャーとなるマルコム・マクラーレンは小さなブティックを経営しており、初代ベーシストのグレン・マトロック(後にマトロックは脱退し、シド・ヴィシャスが加入)はそこの従業員。ギターのスティーヴ・ジョーンズ、ドラムスのポール・クック、そしてヴォーカルのジョニー・ロットンは常連客だった。
ジョーンズのアグレッシヴなギター・プレイと、ロットンの権力や体制に反抗的な態度は、不満を抱えた労働者階級の若者たちを次々と駆り立てる結果となり、ついに母国イギリスで放送禁止令まで受けてしまう。彼らはアナーキストによる一般社会への抵抗の象徴であり、世界中の若者たちにとっては反抗を肯定してくれる存在だったのだ。セックス・ピストルズはパンク・ロックを編み出したわけでもパンク・ロックを定義づけるのに貢献したわけでもないが、彼らの存在なしにパンク・ロック・ムーヴメントは起こり得なかった。
Sex Pistols/PiL(Public Image Ltd.)のフロントマンであるジョニー・ロットンことジョン・ライドンに…
ご存じ、Sex Pistols/PiL(Public Image Ltd.)のフロントマンであり、パンクのトリックスター、ジ…