UKダンスミュージックの活況 The Chemical Brothers、ジェイムス・ブレイクら紡いできたクラブミュージックの功績
NewJeans「Super Shy」やチャーリー・XCX「Speed Drive」、あるいはプレイリスト「planet rav…
マンチェスター大学在学中に活動を始めた、トム・ローランズとエド・シモンズによるユニット。当初はダスト・ブラザーズと名乗っていたが、アメリカに同名ユニットが存在していたために改名。
ハシエンダ(マンチェ・シーンの一時代を築いたクラブ)の狂騒的な盛り上がり〜ニュー・オーダーやハッピー・マンデーズのブレイク……かの地に連綿と根付くロックとダンスの融合という命題をサンプリング的見地から推し進めた彼ら。95年にリリースされた『さらばダスト惑星』でセンセーショナルにシーンに登場して以降、世界中のダンス・フロアやライヴ・ハウス、ロック・フェスを熱狂させてきた功績は余りにも大きい。また、ヒップホップ(『ディグ・ユア・オウン・ホール』/97年)、エレクトロ(『サレンダー』/99年)、プログレッシヴ・ハウス(『カム・ウィズ・アス』/02年)とアルバムごとにさまざまなスタイルを導入してみせるDJ手腕も高評価を得ている。ロック・ミュージシャンとの親交も熱く、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ティム・バージェス(シャーラタンズ)、ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)、バーナード・サムナー(ニュー・オーダー)などがアルバムにゲスト参加。
その後、キャリア初となるベスト・アルバム『ベスト・オブ・ケミカル・ブラザーズ〜シングルズ 93-03』(03年)のリリースをはさんで、6枚目のオリジナル・アルバム『ウィー・アー・ザ・ナイト』を発表。ニュー・レイヴ・シーンの代表格バンドであるクラクソンズや、元ファーサイドのファットリップ、UKの若手シンガー・ソングライター、アリ・ラヴをはじめとする多彩なゲストを迎え、ケミカル・ブラザーズらしいアイデアとセンスに溢れたハイ・クオリティなブレイクビーツ・ミュージックを展開。“王者”の風格を見せつけた。
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